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リハビリテーション・口腔・栄養 資料-4参考1 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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薬剤による口腔内の環境への影響
○ 薬剤の中には、唾液分泌を抑制する薬剤や、歯肉炎、顎骨壊死の原因となる薬剤がある。
口腔内に影響を及ぼす代表的な薬剤
口腔内環境への影響

薬効分類等

一般名

鎮痙剤、吸入薬(末梢性抗コリン薬)

アトロピン、臭化ブチルスコポラミン、チオトロピウム

パーキンソン病治療薬(中枢性抗コリン薬)

トリヘキシフェニジル

抗うつ薬(三環系抗うつ薬、定型抗精神薬)

イミプラミン、アミトリプチン

抗アレルギー薬(第1世代抗ヒスタミン薬)

クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン

利尿薬

フロセミド

抗てんかん薬(ヒダントイン系薬)

フェニトイン

降圧剤(カルシウムチャネル拮抗薬)

ニフェジピン

免疫抑制剤(カルシニューリン阻害薬)

シクロスポリン

ビスホスホネート系薬剤
(骨吸収抑制剤、骨粗鬆症治療剤等)

ゾレドロン酸水和物、パミドロン酸二ナトリウム
アレンドロン酸ナトリウム水和物、リセドロン酸ナトリウム水
和物、エチドロン酸二ナトリウム

唾液分泌抑制
(口腔乾燥、衛生状態の悪化、
摂食嚥下の困難さ増大等)

薬物性歯肉増殖症
(口腔内の炎症、衛生状態の悪化等)

顎骨壊死
(疼痛、感染症リスクの増加等)

出典:薬剤と口腔機能 日補綴会誌AnnJpan Prosthodont Soc 12:330-336,2020
口腔乾燥症の病態と治療 日補綴会誌AnnJpan Prosthodont Soc 7:136-141,2915
歯周治療のガイドライン2022
顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2023(日本口腔外科学会、日本骨粗鬆症学会、日本病院薬剤師会、日本歯科放射線学会、日本臨床口腔病理学会、日本骨代謝学会)
口腔機能低下症に関する基本的な考え方(令和2年3月日本歯科医学会) より作製

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