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リハビリテーション・口腔・栄養 資料-4参考1 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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【事例】リハビリテーション・口腔・栄養の連携(経口摂取への移行・在宅)
90歳

女性

経口摂取への移行をめざし、在宅において多職種が連携

要介護度5

<主病名>脳梗塞後後遺症

<主訴>食べられるようになりたい

<経過>誤嚥性肺炎にて入院、経管栄養にて自宅退院

<栄養の状態>経鼻経管栄養(エネルギー1200kcal)にて栄養管理中
<口腔の状態>歯の欠損があるが、義歯は使用していない
<嚥下の状態>経口摂取なし、誤嚥あり
診療所

医師

訪問リハビリテーション

・基礎疾患の医学管理
・栄養量の指示

言語聴覚士
・摂食嚥下機能評価、訓練の実施
・食形態の検討
・高次脳機能に対する訓練の実施

管理栄養士
・食形態に応じた栄養管理の実施
・栄養量に応じたメニューの提案

連携・情報共有
※SNS、患者宅に置いた連絡ノート、診療情報提供書等を活用

歯科診療所
歯科医師、歯科衛生士
・摂食嚥下機能評価、訓練の実施 ・食形態の検討
・義歯の製作、調整
・口腔の衛生管理の実施・指導

(kcal)

経管栄養量kcal/日

2,000

経管からの
栄養量を増加

1,500

体重(kg):28 1,000
BMI:13.9
ADL(BI※):20
アルブミン値
500
(g/dL):3.4
・経管栄養

経口摂取量の増加
に伴い、経管から
の栄養量を調整

義歯製作、口腔衛生管理を実施
→義歯により、食べられるもの
が増え、徐々に経口摂取量増加

嚥下機能評価及び
嚥下機能訓練を実施

体重(kg):37.1
BMI:18.9
ADL(BI※) :45
アルブミン値
(g/dL):4.1

0

食形態
※:Barthel Index

経口摂取量kcal/日

初回

1か月

ゼリー食

2か月

ペースト食

3か月

ソフト食

4か月

キザミ食

6ヶ月間

5か月

常食

6か月

・完全経口摂取に移行
・低栄養の改善

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