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リハビリテーション・口腔・栄養 資料-4参考1 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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【事例】リハビリテーション・口腔・栄養の連携(施設)
多職種によるミールラウンドで評価を行い、職員間の日常的なコミュニケーションで速やかに課題を解決
<施設>介護老人保健施設(在宅復帰超強化型)

<入所定員>

100床

<職員数>理学療法士(PT) 6人、作業療法士(OT) 5人、管理栄養士(RD) 2人、歯科衛生士(DH) ※協力歯科医療機関から訪問

多職種によるミールラウンド

日常的なコミュニケーション

• 摂食嚥下機能が低下している入所者に対して、月1回、
全職種によるミールラウンドを開催(開催日は、歯科衛
生士の訪問日に合わせて設定)

• 食事の時間は、普段から管理栄養士やリハ職が食堂を巡
回するようにしており、入所者の食事の様子を定期的に
観察

• 多職種で評価を行い、各専門職の視点で支援に関する情
報を共有

• 気になる点があれば、「軒下会議」と称する廊下などで
の打合せで、解決策をすぐに検討

• 食事の場に専門職がいることで、介護職員等も気軽に相
談できる































軒下会議












<気づきと対応例>
➢ 食べ物を口に溜め込んでいる⇒多職種で相談し、OTが食具の
選定、RDが副食へのあんかけ対応、介護職が小分け配膳。
➢ 口が痛いと食事を残す⇒RDからDHに相談。DHが義歯の下の
炎症に気づく。歯科医師から処方された薬を塗布。

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