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リハビリテーション・口腔・栄養 資料-4参考1 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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【事例】リハビリテーション・口腔・栄養の連携(通所)
86歳 女性 要介護4

通所サービスでの多職種による対応に加え、居宅訪問を通じて在宅サービスとも連携

<主病名>脊髄小脳変性症、パーキンソン症候群

<ADL>食事はセッティングにより一部介助、その他ほぼ全介助

<経過>数年前からむせが出現し、誤嚥性肺炎と廃用によるADL低下で3か月間入院治療。退院後1日2~4回の訪問介護利用。
<嚥下状態>嚥下障害(主に咽頭機能障害)で特に水分での誤嚥がリスク高い

<口腔状態>舌運動能力低下、口腔内清掃状態不良

<食事形態>介入時:軟飯、軟菜一口大、水分濃いとろみ(入院時の食事形態を維持)
<通所リハ>週3回、1回5ー6時間

通所リハ

歯科衛生士から口腔内のトラブル(舌を噛んでいるなど)を相談

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士

管理栄養士

・身体機能、座位姿勢、食事動作、嚥下機能の評価を実施
・頚部ストレッチ、基本動作練習を実施
・適切な食事形態・座位姿勢を提案
・歯科衛生士からの相談により発声練習だけでなく口腔へのか
かわり(口腔体操など)を追加

歯科衛生士

・嚥下状態を言語聴覚士と共有し、
食事形態を調整
・栄養状態の評価とモニタリング

ヘルパーが訪問してる時間帯に
STと管理栄養士により居宅訪問
居宅
家族、ヘルパー、ケアマネ、
訪問看護、訪問リハ(PT)
との連携・情報共有







・来所時に口腔内状態や口腔機能
について確認
・家族への歯磨き方法指導






・食事形態に合わせた調理や
とろみの付け方、姿勢の伝達
・ポイントをまとめた資料を提示

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