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リハビリテーション・口腔・栄養 資料-4参考1 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00001.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第1回 3/15)《厚生労働省》
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【事例】リハビリテーション・口腔・栄養の連携(認知症・在宅)
82歳

男性

認知症による摂食・嚥下機能の低下や食事量のムラ・嗜好の偏りに多職種で対応

要介護度3

<主病名>アルツハイマー型認知症

悪性リンパ腫

脳梗塞後

<ADL>歩行は要介助、食事と排泄は自立

<経過>数年前から食事量が減り、むせるようになった。誤嚥性肺炎にて3か月間入院治療。退院後、訪問診療開始。

<嚥下状態>嚥下障害で特に水分での誤嚥兆候が強い

<口腔状態>口腔内清掃状態不良

<食形態>介入時:全粥、軟菜食、水分とろみなし(入院時:全粥、ソフト食、水分薄とろみ)
診療所

リハ(言語聴覚士)
・医師の指示のもと嚥下機能評価を
行い、適切な食事形態を検討
・嚥下訓練

同日
訪問

栄養(管理栄養士)
・家族への食事形態に合わせた調理
やとろみ付けの指導
・嗜好に合ったメニューの提案
連携・情報共有※

介入時

(一口大に切ると
「嫌だ」と拒否)

全粥
(唾液で後半は離水する)

<身体状況> 身長:160cm 体重:51kg
<血液データ> Alb 3.1g/dL TP 5.8g/dL
<摂取栄養量> エネルギー:500kcal
たんぱく質:15g

※訪問診療、訪問看護、訪問リハ(PT・OT)とも連携・情報共有

水分濃いとろみ

主食:ミキサー粥、粥ゼリー
副菜:市販介護食品の検討
水分:とろみの調整

ハンバーグ

・訪問歯科診療
・咀嚼などの口腔機能の管理

(学会分類コード2-1)
状況に合わせて
調整

(むせる)

口腔(歯科医師、歯科衛生士)

半年後

(学会分類コード4)
水分とろみなし

歯科診療所

ケアマネ経由
で依頼

市販介護食
1品

そうめんが
食べたい!
診察時でも
STリハビリ時でも
言われ…
そうめんをミキサーにかけ
ゲル化剤で作成
食感はゼリー

粥ゼリー
(大好きなお餅に見た目を工夫)

<身体状況> 身長:160cm 体重:54kg
<血液データ> Alb 3.7g/dL TP 6.7g/dL
<摂取栄養量> エネルギー:1500kcal
たんぱく質:55g

そうめんゼリーを作成

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