令和5年5月16日
厚生労働省
保険局長

伊原和人殿
公益社団法人
会 長

日本看護協会
福井トシ

罷謹日
棚崩
渓念嵩

令和6年度診療報酬改定に関する要望書
ポスト2025年の地域包括ケアとして、これまでの垂直的連携から、「力功由っけ医機能」を中心とした、患者に身近な
地域での医療・介護の水平的連携へと、地域完結型医療・介護の実現が推進される中にあって、あらゆる場において
適切に看護の機能・役割が発揮できる提供体制の実現と、水平的連携を支える切れ目のない看護の提供が不可欠で

ある。更に、新型コロナウィルス感染症対策をはじめ、平時・有事に対応でき、かっ人口減少の中でも持続可能で質の
高い医療提供体制の確保が求められている。看護職員処遇改善を含む働き方改革にっいては更なる推進が望まれ
るとともに、安心・安全な医療の提供のため、医療安全管理体制の強化や小児、周産期医療の充実も不可欠であるこ
とから、下記事項について要望する。

また、中央社会保険医療協議会において看護師を診療側委員として任命することにっいて、あわせて要望する。
要望事項

平時・有事に対応できる効果的・効率的で質の高い医療提供体制の構築
1.病院機能に応じた役割発揮を可能とする看護提供体制の構築
2.重症化予防にむけた外来機能の強化
3.地域連携等による切れ目ない看護の提供・訪問看護の強化

持続可能で質の高い医療の実現に向けた働き方改革等の推進
1.タスク・シフト/シェアの推進

2.安心して働き続けられる環境づくり
Ⅲ

安心・安全で質の高い医療・看護の実現・充実
1.精神科医療・ケアの充実
2.周産期医療・ケアの充実
3.専門性の高い看護師の活用