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2015年04月27日(月)
[がん対策] 希少がんの情報ネットワークの構築を 厚労省検討会
- 厚生労働省は4月27日、「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」を開催した。検討会は、希少がん患者が安心して適切な医療が受けられるよう、適切な標準的治療提供体制、情報の集約などのあり方について検討するのが目的で、今回が3回目。この日は「診療提供体制」(p3~p10参照)、「病理診断」(p11~p19参照)、「研究開発」(p20~p28参照)などについて、関係者から意見を聴いた。 「診療提供体制」については・・・
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2015年04月24日(金)
[医療機器] 医療ニーズ高い未承認医療機器などに関して意見募集 厚労省
- 厚生労働省は5月1日より、「医療ニーズの高い未承認医療機器等の早期導入への要望」に関する意見募集(パブコメ)を開始する。6月30日まで。厚労省によると、未承認・適応外の医療機器や体外診断用医薬品については、早急に日本に導入するとの観点から、2006年より「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」を通じて、学会などからの要望をふまえて、早期承認に努めているという(p1参照)。 今回の意見募集・・・
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2015年04月24日(金)
[声明] 医療保険制度改革関連法案に抗議する声明を発表 保団連
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- 患者、国民の声を無視して「医療保険制度改革関連法案」の採決を強行したことに強く抗議する 衆議院本会議での採決は強行せず、あらためて厚生労働委員会での審議をやりなおしてください(4/24)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 医療運動担当 カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革 医療保険
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2015年04月24日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.23 厚生政策情報センター
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- キーワードでみる厚生行政(第23号 4/24)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 労働衛生 高齢者
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2015年04月23日(木)
[がん対策] 乳がん・胃がん検診に関して意見を聴取 がん検診検討会
- 厚生労働省は4月23日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開き、(1)乳がん検診に関し、祖父江友孝構成員(大阪大学大学院医学系研究科教授)(p3~p11参照)から、(2)胃がん検診について、三木一正(日本胃がん予知・診断・治療研究機構理事長)(p12~p21参照)、深尾彰(日本消化器がん検診学会理事長)(p22~p30参照)の各参考人から、意見を聴取した。 日本では、科学的根拠にもとづくがん検診が十分ではない・・・
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2015年04月23日(木)
[医療提供体制] 東京の病床報告は回復期が増加、急性期が微減 都審議会
- 東京都は4月21日、「東京都医療審議会」を開催した。今回は2015年度の初会合で、「病床機能報告制度集計結果(暫定版)」を報告し、「地域医療構想策定スケジュール案」を議論した。 病床機能報告制度における東京都の集計結果は2月16日までに、報告のあった不備のないデータ。報告対象の医療機関975施設(病院587施設、有床診療所388施設)のうち、929施設(同586施設、同343施設)が報告済み。医療機能別病床数に関して時期別・・・
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2015年04月22日(水)
[医薬品] WGの議決は要望学会の構成員非参加に 未承認薬検討会議
- 厚生労働省は4月23日、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」を開催し、学会などからの要望に関する専門作業班(WG)の検討状況(p11~p30参照)(p31~p58参照)が示された。 そのうち、第2回要望に関する、医療上の必要性(適応疾患の重篤性・医療上の有用性)の評価状況(p11参照)を、1月の前回会合時点と比較すると、290件の要望項目のうち、「検討済み」が186件、「検討対象外」は88件、「検討中」・・・
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2015年04月22日(水)
[がん対策] 対策推進に「必要な事項」が中間評価に追加 がん対策協議会
- 厚生労働省は4月22日、「がん対策推進協議会」を開催し、3月の前回会合に引き続いて、「がん対策推進基本計画の中間評価報告書案」(p55~p101参照)について討議した。現行の基本計画(p164~p202参照)は、2012年6月に閣議決定され、対象年度は2012年度から2016年度までの5年間。2007年に施行された「がん対策基本法」にもとづき、同年に閣議決定された前基本計画をさらに充実させ、「国民の視点に立ったがん対策の実施」・・・
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2015年04月22日(水)
[医療改革] 世界医師会オスロ理事会に横倉会長が参加 日医
- 日本医師会は4月22日の定例記者会見で、「世界医師会(WMA)オスロ理事会」(2015年4月16日~18日開催)に、横倉義武会長をはじめ5人が参加したことを公表した。2005年採択文書の見直しとなる「医師による自殺幇助に関するWMA声明」について、横倉会長は、「WMAとして明確な文書を出すことが各国にとって支援となる」とコメント(p3参照)。 また、緊急動議により理事会決議された「貿易協定と国民の健康に関するWMA声明」・・・
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2015年04月22日(水)
[医療改革] 戦略特区と臨床研究中核病院の要件整合性を議論 中医協・総会
- 厚生労働省は4月22日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、先進医療制度の運用などを議論した。厚労省からは「国家戦略特区における保険外併用療養の特例の対象医療機関の選定案」(p619~p620参照)などが提示された。 「国家戦略特区における保険外併用療養の特例の対象医療機関」は、中医協で承認された「選定基準」で選定を行ってきた。一方、医療法に基づく臨床研究中核病院の承認要件が定められ、2015年4月から・・・
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2015年04月21日(火)
[意見募集] 2035年の保健医療の提案・意見募集 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、2035年の保健医療に関する提案・意見「塩崎大臣へ、私のアイディア2035」の募集を4月24日から開始すると発表した。20年後の保健医療政策ビジョンを策定する「保健医療2035」策定懇談会において募集するもの。 募集する提案・意見は、20年後の医療の姿や、20年後に向けて改革すべき長期ビジョンなどについて。提案・意見は懇談会で検討の参考にするが、公表する場合があるので支障がある場合はその旨を示・・・
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2015年04月20日(月)
[規制改革] IT活用促進の阻害要因を6月までに分析 政府WG
- 政府は4月20日、産業競争力会議のワーキンググループ(WG)である「新陳代謝・イノベーションWG」を開催し、内閣官房・情報通信技術(IT)総合戦略室が、「IT利活用社会構築のための制度改革」(p16~p18参照)について提示した。ITは昨今、情報通信技術にコミュニケーションの概念を加えた、ICTとして語られることが多く、医療分野においても、複数の医療機関・介護施設・在宅サービスなどの連携を進め、マイナンバー制度の導・・・
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2015年04月17日(金)
[研究] 厚労・文科・経産連携「医療分野研究開発推進計画」は順調 政府
- 政府は4月17日、健康・医療戦略推進専門調査会を開催し、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の連携プロジェクトである「医療分野研究開発推進計画」(p131~p189参照)の実行状況(p15~p64参照)について討議した。同計画は、2014年7月に、健康・医療戦略推進本部が決定しており、2015年度予算は、前述の3省分を合わせて1,423億円(うち175億円は調整費)(p11参照)。また、この調査会は、健康・医療戦略推進本部令に・・・
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2015年04月16日(木)
[規制改革] 新医薬品の14日間処方制限の見直しを議論 内閣府WG
- 内閣府は4月16日、規制改革会議の下部組織「健康・医療ワーキンググループ(WG)」を開催し、(1)新医薬品の14日間処方日数制限の見直し(p2~p44参照)、(2)医薬分業推進の下での規制の見直し(p45~p46参照)―について議論した。 (1)では、厚生労働省が現状について説明。投薬治療が長期におよぶものが増加したことにともない、2002年度診療報酬改定の際に、原則として投与日数の制限を行わないこととした。ただし、・・・
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2015年04月15日(水)
[小児難病] 改正児童福祉法施行、新たな自立支援体制など解説 日医総研
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- 新たな小児慢性特定疾病対策の概説-平成27年1月改正児童福祉法の施行を受けて―(4/15)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革
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2015年04月15日(水)
[規制改革] 医療勤務環境改善支援センターの設置を推進 経済再生本部
- 政府の日本経済再生本部は4月15日、労働生産性の伸び率を2020年までに前年比2.0%増(2013年は同0.8%増)に引き上げることを目指す(p3参照)活性化策「サービス産業チャレンジプログラム」(p2~p15参照)を決定した。同本部は、経済財政諮問会議と連携して成長戦略を進めることを目的としており、今回決定したプログラムでは、「医療」分野(p8~p10参照)と「介護」分野(p10~p12参照)に関しても、宿泊、運送、・・・
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2015年04月14日(火)
[医療改革] 海外医療拠点構築は10カ国と合意、3件創設 競争力会議点検会合
- 政府は4月14日、産業競争力会議の実行実現点検会合を開催した。この日のテーマは医療・介護などで、(1)成長戦略進化のための今後の検討方針(p2~p3参照)、(2)「『日本再興戦略』改訂2014」施策のフォローアップ―について議論した。 (1)は1月29日に産業競争力会議で決定された検討方針で、成長市場の創造として、(i)医療の国際展開(アウトバウンド・インバウンド)の促進、(ii)ヘルスケア産業の創出支援、(iii)・・・
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2015年04月13日(月)
[医薬品等] 医薬品業界が新薬創出促進加算の制度化を要望 官民対話
- 厚生労働省は4月13日、「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」を開催した。この会合は、「医薬品」・「医療機器」各産業界の代表者と、行政担当者がともに関連施策をさぐることなどを目的とし、2013年5月に初会合が開かれている。第3回となる今回は、医薬品産業界から、日本製薬団体連合会(日薬連)の野木森雅郁会長・日本製薬工業協会(製薬協)の多田正世会長を含む4人が、医療機器産業界からは、日本医療機器産業連・・・
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2015年04月10日(金)
[社会保障] 地域づくりに貢献し高齢化に対応する社会保障制度を 政府会議
- 政府は4月10日、「社会保障制度改革推進会議」を開催した(p1参照)。現在、有識者で構成される社会保障制度改革「推進会議」と、関係閣僚による同「推進本部」が設置されている。「推進会議」は、進捗状況の確認や、2025年に向けて受益と負担の均衡がとれた社会保障制度について検討する役割などを担っており、2014年7月に初会合が開かれた。 今回は、社会保障に関する当面の検討課題案として、次の6項目が示された・・・
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2015年04月10日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.21 厚生政策情報センター
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- キーワードでみる厚生行政(第21号 4/10)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医薬品・医療機器
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2015年04月09日(木)
[通知] 日本語診療能力調査の認定基準が「60点以上」に 厚労省
- 厚生労働省は4月9日付で、「医師国家試験等の受験資格認定の取り扱い」などの一部改正に関する通知を発出し、「日本語による診療能力の調査(日本語診療能力調査)」で規定する認定基準を、「60点以上」に改めた(改正前は50点以上)(p1~p2参照)。3月30日に公表された、医師国家試験改善検討部会報告書における指摘をふまえた措置(p1参照)。・・・
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2015年04月09日(木)
[通知] 70歳代前半に関する事務見直しで実施要綱の表現を変更 厚労省
- 厚生労働省は4月9日付で、「70歳代前半の被保険者等に係る一部負担金等の軽減特例措置実施要綱」の一部改正などに関する通知を発出した。4月1日より適用される。これは、医療保険法各法による、70歳~74歳の被保険者など(現役なみ所得者をのぞく)の、一部負担金などに関する支払い事務が見直されたことにともない、「高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金」を直接、その支払いに充てることを伝えるもの(p1参照)。これに・・・
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2015年04月08日(水)
[診療報酬] 外来の「重複受診」が小児や高齢者で多い状況 中医協・総会1
- 厚生労働省は4月8日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、2016年度診療報酬改定に向けて「外来医療」などを議論した。外来医療では、(1)全体の受診動向、(2)外来の機能分化、(3)受診行動、(4)主治医機能―がテーマとなった。 (1)では、厚労省は、外来患者の通院先は1996年から病院が減り、一般診療所が増加していることを説明(p169参照)。年齢別では外来患者数は、75歳以上の高齢者で2002年の118.1万人・・・
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2015年04月08日(水)
[診療報酬] 「残薬確認」の削減効果は年間29億円と推計 中医協・総会2
- 4月8日の「中央社会保険医療協議会 総会」では、さらに、「重複投薬」に関しても大きなテーマとなった。複数の医療機関に同一の医薬品を処方される「重複投薬」は、0~9歳の小児に比較的に多く、他の年齢層ではほぼ同じ傾向(p204~p205参照)。 薬局で確認される重複投薬(2013年全国薬局疑義照会調査:7月22日から1週間の集計)は、処方せん18万3,532枚中、薬学的疑義照会件数は4,141件で、このうち、重複投薬に関する事項・・・
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2015年04月07日(火)
[規制改革] 湿布薬の保険給付に上限設定を検討 内閣府WG
- 内閣府は4月7日、規制改革会議の下部組織の「健康・医療ワーキンググループ」(WG)を開き、(1)遠隔モニタリングの推進(p2参照)、(2)市販品と類似した医療用医薬品(市販品類似薬)の処方のあり方等の見直し(p3参照)―を議論した。 (2)では、内閣府が(i)市販品類似薬の給付のあり方の見直し、(ii)スイッチOTC化のさらなる促進―を論点として提示(p3参照)。 (i)は、負担の不公平是正や保険財政健全・・・
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