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2008年11月25日(火)
周産期医療と救急医療の確保、短期目標として実現可能な対策を提示
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厚生労働省が11月25日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、今後の対策について議論された。
短期目標として実現可能な対策(骨子案)では、(1)患者の病態と受入施設のマッチング(2)情報の伝達及び効果的活用(3)施設の機能充実と人員不足への対応―などについて、検討内容を明らかにしている(p7~p8参照)。
資料には、参考人からの提出資料(p9~p56参照)や・・・
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2008年11月21日(金)
急性期病院の約86%が療養病床の維持・増加が必要と回答 保団連調査
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- 急性期医療機関における療養病床削減に関する影響調査の結果報告(11/21)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 調査・統計
調査は、平成20年10月から11月に、急性期病院の療養病床削減に関する影響について、12都道府県247病院から回答を得た。
調査結果によると、急性期病院の受け皿としての後方病院の状況は、「現在でも不足している」と回答したのは47.1%と約半数にのぼることが明らかになった・・・
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2008年11月21日(金)
治験に係る文書等、整理合理化を図り関係業者・医療機関に周知要請 厚労省
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厚生労働省が11月21日に都道府県の衛生主管部(局)長宛てに出した通知で、医療機器の治験に係る文書又は記録に関するもの。治験に係る文書等については、これまでも、平成17年7月20日付けの医療機器審査管理室事務連絡で例示されているが、今回の通知では、「治験のあり方に関する検討会」の報告書を踏まえて、さらなる整理合理化が行われたと説明している。
資料には、「医療機器の治験に係る文書又は記録」一覧・・・
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2008年11月21日(金)
高齢者の医療の確保に関する法律の改正令、平成21年1月1日より施行
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厚生労働省が11月21日に都道府県知事宛て出した通知で、高齢者の医療の確保に関する法律施行令等の一部を改正する政令の実施に関するもの。
改正令では、75歳に達したことにより、これまで加入していた医療保険制度から後期高齢者医療制度に移行することによる家計負担の変動を抑えるため、(1)一部負担金等の割合の判定基準と高額療養費の支給要件、支給額等の見直し(2)70歳から74歳までの者については、平成21年度におけ・・・
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2008年11月21日(金)
地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金、第3次内示額は合計で6億1683万円
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厚生労働省は11月21日に平成20年度の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の内示(第3次)額の一覧を公表した。
全国の第3次内示計画数は31件で、内示額は合計で6億1683万円となっている。
内示計画数が最も多かったのは6件の長野県で、次いで5件の滋賀県、3件の北海道と熊本県となっている(p1参照)。
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2008年11月21日(金)
迅速・適切な救急医療の確保に向けて、最終報告を提示 救急医療対策協議会
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東京都は11月21日に、救急医療対策協議会の最終報告を明らかにした。この協議会は、8月に中間のまとめを行っており、その後、都民から寄せられた意見等を踏まえ検討を重ねてきた内容を、今回、最終報告としてまとめた。今後は、迅速・適切な救急医療の確保に向けた施策を検討し、実施していくとしている(p1参照)。
資料では、東京都の救急医療体制の現状と問題点(p8~p11参照)や特性(p12参照)を示し、(1)救・・・
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2008年11月21日(金)
平成20年の歯科医師の充足率は163.2% 厚労省
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厚生労働省は11月21日に歯科医師臨床研修の現状を公表した。資料では、(1)歯科医師臨床研修施設数(2)研修歯科医の募集数(3)歯科医師国家試験合格者数の年次推移(4)充足率(5)研修歯科医の在籍状況―が掲載されている(p1~p2参照)。
平成20年の充足率は、163.2%だったことが明らかになっている。
また、平成21年度開始の研修プログラムに参加予定の臨床研修施設(相当大学病院)及び研修協力施設一覧が示されて・・・
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2008年11月21日(金)
平成21年度4月1日以降、使用医薬品から除外される医薬品を連絡 厚労省
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厚生労働省が11月21日付けで地方厚生(支)局等宛てに出した、「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等について」の一部改正に関する事務連絡。
資料には、製薬企業等から医療上の需要がなくなる等の理由から削除依頼があった医薬品(p2~p7参照)をまとめており、平成21年度4月1日以降、使用医薬品の対象から除外するとしている(p1参照)。
これにより、掲示事項等告示の別表第・・・
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2008年11月21日(金)
施設系サービスのあり方について、具体的な論点を提示 介護給付費分科会
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厚生労働省が11月21日に開催した、社会保障審議会の介護給付費分科会で配布された資料。この日は、施設系サービスについて議論を行った。
資料には(1)介護老人福祉施設(地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護を含む)(p4~p16参照)(2)介護老人保健施設(介護療養型老人保健施設を除く)(p17~p32参照)(3)介護療養型医療施設(p33~p43参照)(4)口腔機能向上加算・栄養改善加算(p44~p53参照)(5)・・・
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2008年11月20日(木)
障害者自立支援法の見直しについて、検討状況を説明 自民党調査会
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自由民主党が11月20日に開催した「社会保障制度調査会障害者福祉委員会」で配布された資料。この日は、障害者自立支援法の見直しに関する検討状況等について説明が行われた。
資料では、障害者自立支援法の見直しに向けて、(1)これまでの経緯(与党PT報告書を含む)(2)障害者自立支援法のポイント(3)これまでの議論―がまとめられている(p2~p13参照)。
抜本的見直しの視点としては、「介護保険との統合を前提とせ・・・
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2008年11月20日(木)
健康保険事業を行い、被保険者等の利益を図ることが基本使命 協会けんぽ
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全国健康保険協会が11月20日に開催した、全国健康保険協会運営委員会で配布された資料。この日は、協会けんぽの運営状況(p45~p46参照)や、平成21年度の事業計画及び予算の策定に向けた基本方針の骨格(素案)(p50~p52参照)などについて、議論された。
資料には、保険者機能強化アクションプラン(仮称)の素案が提示されている(p2~p3参照)。素案では、協会けんぽは、保険者として健康保険事業を行い、被保険者・・・
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2008年11月20日(木)
精神保健福祉士養成、精神科病院における実習の必須化を
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- 今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会 中間まとめ(11/20)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部 カテゴリ: 医療提供体制
この検討会は、精神障害者の地域生活への移行及び地域生活の支援の一層の推進に向けて、議論を重ねてきた。中間まとめでは、(1)相談支援(2)地域生活を支える福祉サービス等の充実(3)精神科救急医療の充実・精神保健指定医の確保(4)入院中から退院までの支援等の充実―についてまとめられている(p4~p8参照)。・・・
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2008年11月20日(木)
中福祉・中負担の社会保障を堅固にしなければならない 経済財政諮問会議
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政府が11月20日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、社会保障・税財政一体改革や平成21年度予算編成の基本方針(事項案)について、議論が行われた。
資料には、(1)「中期プログラム」の位置づけと基本的考え方(p2~p3参照)(2)「中福祉・中負担」の社会保障の確立による安心強化に向けて(p4~p9参照)(p28~p31参照)(3)社会保障の機能強化(p10~p12参照)(4)社会保障の機能強化に向・・・
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2008年11月20日(木)
母体搬送受入が出来なかった理由、92.4%が「NICU満床」と回答
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厚生労働省が11月20日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、地域の事例についてヒアリングが行われた。
資料には、日本助産師会副会長や広島県健康福祉局長など参考人からの提出資料(p30~p48参照)や、委員からの提出資料(p49~p220参照)が掲載されている。
周産期医療ネットワークに関する実態調査結果の速報値(p16~p20参照)では、総合周産期母子医療セン・・・
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2008年11月20日(木)
医療等にかかる経費、安定財源が確保される税制上の整備を 厚生労働部会
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自由民主党の厚生労働部会は11月20日に、平成21年度税制改正要望事項(案)を公表した。
資料には、国税や地方税に関して、日本医師会や日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会、四病院団体協議会、全日本病院協会などの団体からの要望事項がまとめられている(p3~p34参照)。
平成21年度厚生労働部会重点要望事項(案)には、(1)新型インフルエンザ対策に係る医療提供体制整備促進税制の創設(p35参照)(2)・・・
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2008年11月20日(木)
安心と希望の介護ビジョン案を公表
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厚生労働省が11月20日に開催した、「安心と希望の介護ビジョン」で配布された資料。この日は、安心と希望の介護ビジョン(案)が示された(p4~p13参照)。
案では、超高齢社会を迎える中で、募る将来の不安を乗り越え、「安心」と「希望」を抱いて生活できる社会を築いていくために、2025年を見据えて取り組むべき施策を提言するとしている(p14参照)。施策は(1)高齢者自らが安心と希望の地域づくりに貢献できる環境・・・
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2008年11月20日(木)
新型インフルエンザ、医療体制などに関するガイドライン案を提示 厚労省
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厚生労働省が11月20日に開催した、新型インフルエンザ専門家会議で配布された資料。この日は、各部門からの活動報告が行われた。
資料には、(1)検疫(2)感染拡大防止(3)個人、家族及び地域における新型インフルエンザ対策(4)埋火葬の円滑な実施(5)積極的疫学調査実施要領(仮題)(6)抗インフルエンザウイルス薬(7)医療体制(8)サーベイランス(9)情報提供・共有(リスク・コミュニケーション)―に関するガイド・・・
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2008年11月19日(水)
特定健診等の負担(補助)金の交付基準についてQ&Aを公表 厚労省
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厚生労働省が11月19日に公表した、特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集。これは、これまで公表されたQ&Aを随時更新しているもの。
今回は、特定健康診査等の実施に係る予算補助について追記されている。負担(補助)金の交付基準(交付要綱)については、18の質問に対して回答が示されている(p5~p6参照)。
「特定健診を人間ドック等により実施した場合(特定健診以外の検査項目も同時に実施した場合)は、補助の・・・
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2008年11月19日(水)
8都県市が周産期医療体制の充実と医師確保に向け、緊急要望を実施
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東京都は11月19日に、八都県市首脳会議が「周産期医療体制の充実及び医師確保に向けた緊急要望」を実施したことを明らかにした。
八都県市首脳会議は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市で構成されている。
緊急要望は、国に対し、現在の医療現場の混乱がこれまでの国の医師抑制策によるものであることを真摯に受け止め、国の責務として医師確保対策と周産期医療体制を整備充実し、国民・・・
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2008年11月19日(水)
診療所の医療費を病院に振り向ける方法は、既に限界 日医見解
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日本医師会は11月19日の定例記者会見で、平成20年診療報酬改定後の医業経営動向の分析結果を公表した。
この分析は、会員数約9600名の税理士、公認会計士のネットワークであるTKC全国会が開発した会計システムを利用して、関与先の財務データを「TKC医業経営指標」として集計したもの(p2参照)。今回分析した医業経営動向は、平成20年4月~6月の3か月分の損益データを対象とし、前年同期と比較している(p3参照)。
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2008年11月19日(水)
高齢者医療は保証の理念の下、主として公費(国)で運営 日医提案
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日本医師会は11月19日の定例記者会見で、消費税に関する最近の動きについて見解を示した。
消費税に関する最近の動きでは、政府が10月30日に、「生活対策」を発表しており、(1)3年以内の景気回復期中は減税等を時限的に実施(2)経済状況好転後に、消費税を含む税制抜本改革を速やかに開始し、2010年代半ばまで段階的に実行する―などといった内容を示している(p2参照)。また、11月4日の社会保障国民会議の最終報告でも・・・
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2008年11月19日(水)
検討対象は、外来管理加算だけでなく基本診療料全体について 中医協総会
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厚生労働省が11月19日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、基本診療料の検討の進め方(案)と、後発医薬品の使用状況調査(中間報告)が公表された。
基本診療料については、平成20年度診療報酬改定の際に、答申書の附帯意見において、水準を含めそのあり方について検討を行うことになっていた。検討の進め方案では、検討対象は、外来管理加算に限定するものでなく、基本診療料全体を対象とするとしている・・・
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2008年11月19日(水)
DPCの適用がふさわしい病院について議論 中医協基本問題小委
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厚生労働省は11月19日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。この日は、前回に引き続きDPCの在り方について議論を行った。
資料では、(1)DPCの適用がふさわしい病院について(p3~p11参照)(2)DPC評価分科会における新たな「機能評価係数」の検討に係る経過報告(p12~p19参照)(3)DPCの在り方について(p20~p22参照)(4)DPC評価分科会における新たな機能評価係数に係るこれまでの議論の整理・・・
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2008年11月19日(水)
医療経済実態調査に関する主な論点案を提示 調査実施小委員会
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厚生労働省が11月19日に開催した中医協の調査実施小委員会で配布された資料。この日は、第17回医療経済実態調査について、報告が行われた。
資料では、医療経済実態調査(医療機関等調査)に係る主な論点(案)が示され、(1)目的と意義(2)調査方法(3)その他(集計方法、調査項目等)―が論点としてあげられている。
また、日本医師会からは、医療経済実態調査の問題点をまとめた資料が提示されている(p3~p6参照)。
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2008年11月18日(火)
有床診の機能、それぞれの地域で役割を強調を 日医総研調べ
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日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして「平成20年有床診療所の現状把握のための調査」を公表した。この調査では、有床診療所を地域別、診療科別に整理し、有床診療所に入院している患者の現状把握を試みた、としている(p39参照)。
調査結果から、(1)機能の強化(2)地域の医療ニーズ(3)専門医療(4)在宅医療・終末期医療(5)地域連携(6)介護病床(7)位置付け―について課題があげられている&l・・・
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