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2017年07月05日(水)
[介護] 生活援助の人員基準緩和と適正化に慎重意見も 介護給付費分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は7月5日、訪問介護や訪問看護、2018年4月に創設される共生型サービスの介護報酬や指定基準などについて議論した。訪問介護のうち生活援助については、人員基準の緩和とそれに伴う報酬の見直しを検討することが政府の改革工程表に明記されているが、複数の委員から身体介護と生活援助を切り離すべきではないなど、否定的な意見が示された。 訪問介護について厚生労働省は、▽生活援助中心の訪問・・・
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2017年07月05日(水)
[診療報酬] 医療機関群の名称変更に賛否 中医協・診療報酬基本小委
- 中央社会保険医療協議会・診療報酬基本問題小委員会は7月5日、2018年度診療報酬改定に向けたDPC制度(医療費包括支払制度)の見直しで、診療報酬調査専門組織DPC分科会から検討状況の中間報告を受けた。 中間報告は、現在のI群(大学本院)、II群(高機能病院)、III群(I、II以外の病院)の医療機関群の名称を見直すことや、II群の基準を満たす病院が自らの意向でIII群を選択することを認める仕組みの導入などを盛り込んだ・・・
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2017年07月05日(水)
[医薬品] 価格調整の実施時期で診療側・支払側が対立 費用対効果部会
- 2018年度からの医薬品・医療機器価格への費用対効果評価導入に向けた検討で、厚生労働省は7月5日の中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会に、評価期間や評価結果の薬価・医療機器価格への反映時期(価格調整時期)についての論点を示した。薬価などへの反映時期では、新規製品の保険収載時(最大年4回)、中間年の価格改定時、通常改定年の価格改定時の3案を候補に挙げた。このうち新規収載のタイミングに合わせること・・・
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2017年07月05日(水)
[診療報酬] 肝細胞がんに対する陽子線治療を先進医療Bに追加 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は7月5日、先進医療会議から報告を受けた「根治切除可能な初発・単発・結節型肝細胞がんに対する陽子線治療」を先進医療Bに追加することを了承した。根治切除可能な初発・単発・結節型肝細胞がんに対する陽子線治療は国立がん研究センター東病院から申請があった技術。20歳以上79歳以下の外科切除が可能で無治療かつ腫瘍が1つの結節型肝細胞がんの患者に対して、陽子線治療を実施する。外科切除と比・・・
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2017年07月04日(火)
[介護保険] 介護職員処遇改善加算(I)を総合事業にも反映 厚労省
- 厚生労働省は7月4日、介護保険最新情報vol.596を公表し、「平成29年度地域支援事業実施要綱等の改正点」の事務連絡(6月30日付)を掲載した(p1~p5参照)。 改正点は、▽介護予防・日常生活支援総合事業関係(p3~p4参照)▽生活支援体制整備事業関係(p4参照)▽地域包括支援センター関係(p4参照)▽地域共生社会関係等(p5参照)―など合計17カ所。そのうち、介護予防・日常生活支援総合事業関係では、2017年度・・・
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2017年07月04日(火)
[医薬品] コデイン類含有の医薬品、小児への投与を禁忌に 厚労省
- 厚生労働省は7月4日、鎮痛・咳止め成分のコデイン類を含有する医薬品などについて、12歳未満の小児へ投与すると呼吸抑制が現れるおそれがあるため、投与禁忌または医師の診療を受けさせるなどの内容に添付文書を改訂し、関係者へ情報提供するよう、日本製薬団体連合会に通知した(p1~p19参照)。 今回、厚労省が添付文書の改訂などを指示した医薬品は、▽トラマドール塩酸塩[経口剤](解熱鎮痛消炎剤)(p2参照)▽トラ・・・
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2017年07月04日(火)
[病院] 3月の1日平均在院患者数は前月比2万301人減 厚労省
- 厚生労働省は7月4日、2017年3月分の病院報告(概数)を発表した。「1日平均在院患者数」は、一般病床を含む病院全体で126万9,971人(前月比2万301人減)、うち一般病床は69万137人(1万9,247人減)だった。「1日平均外来患者数」は、139万906人(1万3,168人増)。「月末病床利用率」は、病院全体が79.3%(2.3ポイント減)。「平均在院日数」は、病院全体で28.2日(0.1日増)(p1参照)。一般病床は16.3日(0.2日減)、療養・・・
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2017年07月04日(火)
[経営] 特養の経営状況、黒字割合・稼働率など上昇 福祉医療機構
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- 社会福祉法人経営動向調査の結果について(7/4)《独立行政法人福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 介護保険 社会福祉
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2017年07月04日(火)
[人事] 初代医務技監に鈴木康裕保険局長を起用 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は7月4日の閣議後の会見で、「国民の健康のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画」と「支払基金業務効率化・高度化計画」を公表した。いずれも、厚生労働省を挙げて取り組んでいるデータヘルス改革の柱となる計画。「データヘルス改革推進計画」は、データヘルス改革で実現を目指すサービスのうち、支払基金等が中核的な役割を果たすことが期待される「健康・医療・介護のビッグデー・・・
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2017年07月04日(火)
[人事] 次官級ポストの医務技監を新設 組織再編で厚労省
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- 厚生労働省の組織再編について(7/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房厚生科学課、雇用均等・児童家庭局総務課、職業能力開発局総務課、大臣官房人事課 カテゴリ: 予算・人事等
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2017年07月03日(月)
[医薬品] 双極性障害治療薬の副作用発現リスクで注意喚起 厚労省
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- クエチアピンフマル酸塩徐放性製剤の使用に当たっての留意事項について(7/3付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課、安全対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2017年07月03日(月)
[医薬品] 危険ドラッグ3製品から指定薬物を検出 千葉県
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- 指定薬物を含有する危険ドラッグの発見について(7/3)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2017年06月30日(金)
[医療費] 薬価改定の影響などで前年同月比5.5%減 2016年9月薬剤料総額
- 厚生労働省がこのほど公表した「薬効分類別にみた調剤医療費の動向」によると、2016年9月調剤分の薬剤料総額は対前年同月比で5.5%減少したことがわかった。同省は、2016年度の薬価改定による薬価引き下げや、C型肝炎治療薬の使用量が落ち着いたことがなどが要因と分析している(p3参照)。 薬効分類別薬剤料の構成割合を年齢階級別にみると、10歳未満では呼吸器官用薬や抗生物質製剤、20~40歳では中枢神経系用薬、60歳以・・・
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2017年06月30日(金)
[経営] 医療・福祉の4月売上高、前年同月比0.7%増の4.6兆円 総務省
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- 「サービス産業動向調査」 平成29年4月分結果(速報)(6/30)《総務省》
- 発信元:総務省 統計局 統計調査部 経済統計課審査発表第一係 カテゴリ: 調査・統計
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2017年06月30日(金)
[経営] 5月の失業率3.1%、医療・福祉の就業者数は前年比9万人減 総務省
- 総務省は6月30日、「労働力調査(基本集計)」の2017年5月分(速報)を発表した。全世帯を対象に15歳以上の就業者数、雇用者数、完全失業者数などを把握するもの。 就業者数は6,547万人、前年同月比76万人増で、53カ月連続で増加した。就業率は58.9%(前年同月比0.7ポイント上昇)。産業別では、医療・福祉の就業者数は827万人(9万人減)だった(p1参照)。 完全失業者数は210万人(7万人減)で、84カ月連続の減少。一方・・・
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2017年06月30日(金)
[経営] 2017年5月の医療・福祉新規求人総数は約19.9万人 厚労省
- 厚生労働省はこのほど、「一般職業紹介状況」(2017年5月分)(p1~p11参照)を公表した。厚労省では、公共職業安定所(ハローワーク)での求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、毎月公表している。 2017年5月の有効求人倍率(求職者数に対する求人数割合:季節調整値)は1.49倍(前月比0.01ポイント上昇)、新規求人倍率(当月の新規求職者数に対する新規求人数の割合:季節調整値)は2.31倍(0・・・
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2017年06月30日(金)
[医療費] 2016年4月~2017年2月の医療保険医療費、75歳以上で前年比1.2%増
- 厚生労働省は6月30日、「最近の医療費の動向(医療保険医療費)2017年1~2月号」を公表した。「医療保険医療費」とは、医療保険適用分の明細書のデータを集計したもの。 2016年度の2月までの医療費総額の伸び率は、医療保険適用75歳未満が前年同期比1.2%減、75歳以上は1.2%増だった(p2参照)。診療種類別医療費は、医科入院の75歳未満は0.6%減、75歳以上は2.9%増(p3参照)。医科入院外で75歳未満は0.4%減、75歳・・・
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2017年06月30日(金)
[家計調査] 5月の「保健医療」支出は9カ月ぶり増加の1万2,093円 総務省
- 総務省は6月30日、2017年5月分の「家計調査報告(2人以上の世帯)」の速報を公表した。1世帯当たりの消費支出は、前年同月比で名目0.4%増・実質0.1%減にあたる28万3,056円で、15カ月連続の実質減少となった(p1参照)(p2参照)。 消費支出のうち「保健医療」は、名目2.2%増・実質1.9%増にあたる1万2,093円で、9カ月ぶりの実質増加(p2参照)。また、勤労者世帯の1世帯当たり実収入は、名目1.2%減・実質1.7%・・・
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2017年06月30日(金)
[医療費] 2月の調剤医療費は6,004億円、後発品割合は68.5% 厚労省
- 厚生労働省は6月30日、「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(2017年2月)」を公表した。2017年2月の調剤医療費は6,004億円で、前年同期比は12.3%減だった。内訳は、技術料が1,512億円(4.4%減)、薬剤料4,482億円(14.6%減)。薬剤料のうち、後発医薬品は716億円(5.3%減)だった(p1参照)(p4~p5参照)(p7参照)(p39~p40参照)。後発医薬品割合は数量ベース(新指標)で68.5%(6.1%増)だった・・・
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2017年06月30日(金)
[医療費] 2016年度4~2月までの医療費、前年同期比0.2%減 厚労省
- 厚生労働省が6月30日に公表した「最近の医療費の動向(概算医療費)2017年1~2月号」によると、2016年度の2月までの医療費総額は37.6兆円、前年同期比0.2%減だった。年齢別では、75歳未満は21.7兆円(前年同期比1.1%減)、75歳以上は14兆円(1.3%増)だった(p1参照)(p4参照)。1人当たり医療費は29.6万円(0.2%減)。このうち、75歳未満は19.8万円(0.4%減)、75歳以上は84.8万円(1.9%減)だった・・・
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2017年06月30日(金)
[感染症] 感染性胃腸炎の定点当たり報告数、7.08で増加 感染症週報
- 国立感染症研究所は6月30日、「感染症週報2017年第24週(6月12日~6月18日)」を公表した。 流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は0.49(前週0.50)で減少した。都道府県別では、鹿児島県(2.02)、長野県(1.93)、愛媛県(1.27)の順に多かった(p6参照)(p12参照)。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は7.08(前週6.58)で増加した。都道府県別では、大分県(14.14)、鹿児島県(10.75)、福井県(10.50)の順に多か・・・
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2017年06月30日(金)
[医療提供体制] キャリア形成プログラム策定を義務化 医療計画検討会2
- 厚生労働省は6月30日の「医療計画の見直し等に関する検討会」に、医療従事者の確保についての考え方を示した。2018年4月からのスタートに向け、今後、都道府県が策定する「第7次医療計画」に、医師、歯科医師、薬剤師、特定行為研修を修了した看護師の確保に向けた施策を書き込む。同日の検討会で了承された、在宅医療サービス必要量の推計方法とともに、今月末の社会保障審議会・医療部会に報告した後、通知で周知する予定。 ・・・
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2017年06月30日(金)
[がん対策] がん検診のあり方、「考え直していかなければ」 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は6月30日の閣議後の会見で、がん検診のあり方について、問題点を洗い出した上で対応を検討していく意向を明らかにした(p3~p4参照)。 青森県の独自調査で、一部のがん検診において約4割の見落としがある可能性が指摘されたとの報道を受け、記者からの質問に答えた。厚労相は、2017年度が新たながん対策推進基本計画の策定時期にあたることから、「がん検診はがんで亡くなったりするのを避けることが目・・・
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2017年06月30日(金)
[医療提供体制] 在宅医療サービス必要量の推計方法を了承 医療計画検討会1
- 医療計画の見直し等に関する検討会は6月30日、2018年度スタートの「第7次医療計画」に盛り込む在宅医療サービスの必要量の推計方法について、厚生労働省が示した案を了承した。医療・介護療養病床の医療区分1に該当する患者の約7割を在宅医療などでの対応分と見込み、これら患者の2023年度末時点(7次計画の終了年度)の推計数から介護医療院への転換分を除いた値を、患者調査の医療療養病床退院患者の介護施設と在宅医療の利用・・・
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2017年06月30日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 7月3日~7月8日
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- 来週注目の審議会スケジュール(7月3日~7月8日)(6/30)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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