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2014年07月25日(金)
[27年度予算] 平成27年度の社会保障関係予算、8300億円の自然増を認める
- 内閣府は7月25日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、平成27年度予算の概算要求基準を固めている。概算要求基準は同日の閣議でも了解された(p17~p25参照)。 平成27年度予算の概算要求基準の基本方針では、年金・医療等の社会保障経費について「8300億円」の自然増を認めている。平成27年度は30兆1000億円程度の規模になる見込みだ(平成26年度は29兆3000億円)(p19参照)(p20参照)。 もっとも、自然・・・
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2014年07月22日(火)
[27年度予算] 27年度の社会保障経費、26年度当初予算額に自然増を加算
- 内閣府は7月22日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、麻生財務大臣から「平成27年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針案」が提示された(p41~p43参照)。 基本方針案では、まず「民需主導の経済成長と財政健全化目標の双方の達成を目指し、メリハリのついた予算とするために、施策の優先順位を洗直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化する」ことを強調(p43参照)。そのうえで、要求・・・
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2014年06月27日(金)
[審査支払] 個別指導が必要な保険医療機関等への確実な指導実施が課題
- 政府は6月27日に、「医療費のムダ削減に関する質問」に対する答弁書を公表した。 長妻昭議員(衆議院)は、医療費のムダ(過剰投薬や検査など)をチェックする体制について、「高コスト体質」「チェックが甘い」また、全国8ヵ所ある地方厚生局の「動きが鈍い」などと指摘。これを踏まえ、次のような事項について質問している(p11~p14参照)。(1)医療費の審査は、支払基金と国保連がほぼ独占しているというのは事実か、総・・・
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2014年06月20日(金)
[医療改革] 病床機能分化進めるための新基金、国の負担は3分の2に決定
- 安倍内閣は6月20日の閣議で、「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令」を決定した。 これは、6月18日に成立した医療介護総合確保推進法の施行に向けた関係政令の1つである。 医療介護総合確保推進法は、社会保障・税一体改革を進めるもの。 医療提供体制に関しては、「病床機能報告制度や地域医療構想(地域医療ビジョン)を策定し、・・・
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2014年06月17日(火)
[介護] 介護人材の確保に向け、都道府県が意見交換等する戦略会議発足
- 厚生労働省は6月17日に、「介護人材確保地域戦略会議」の初会合を開催した。 高齢化の更なる進展により要介護高齢者が増加するため、介護に従事するマンパワー(介護人材)の確保が、今後極めて重要になる。 厚労省は「平成37年には現在の1.5倍以上の237万人~249万人の介護職員が必要」と試算している。 この戦略会議は、各都道府県の先進的な取組の紹介や、各都道府県の担当者間におけるノウハウの共有や発展的な対策の構築・・・
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2014年06月10日(火)
[医療改革] 健康寿命延伸戦略策定に向け、健康・医療戦略推進本部スタート
- 政府は6月10日に、健康・医療戦略推進本部の初会合を開催した。 新成長戦略(日本再興戦略等)では、「健康・医療」分野を成長分野の1つに定め、健康寿命延伸施策を強力に推進することとしている。 その一環として今通常国会では、健康・医療戦略推進法が成立した。 この法律には、(1)医療分野の研究開発とその環境整備(2)健康長寿社会形成に資する新たな産業活動の創出とその環境整備―を進めるために、内閣に健康・医療・・・
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2014年06月04日(水)
[高齢者医療] 高齢者医療の最適運営主体の明確化要望 高齢者医療広域連合
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- 高齢者医療制度等に関する要望・提言(6/4)《全国後期高齢者医療広域連合協議会》
- 発信元:全国後期高齢者医療広域連合協議会 カテゴリ: 医療保険 高齢者
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2014年05月29日(木)
[医療提供体制] 医療の国際展開へ、外国人医療従事者研修実施団体を公募
- 厚生労働省は5月29日に、「外国人医師等研修受入推進事業」の実施団体公募要領を発表した。応募締切りは6月30日(p4参照)。 外国人医師等研修受入推進事業では、「日本再興戦略」や「健康・医療戦略」などを踏まえ、日本式医療や保険医療制度を諸外国と共有し、誰もが基礎的保健医療サービスを受けられる環境等を整備するため、外国人医療従事者受入研修を実施する団体を公募するもの。 要領は次のとおり(p1~p4参照)・・・
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2014年05月20日(火)
[介護] 介護職員の試行雇用に対し賃金・研修費を助成 東京都
- 東京都は5月20日に、介護分野の人材確保と育成を目的とした介護人材確保対策事業「トライアル雇用事業」の実施事業者を募集すると発表した。 本事業は、東京都内の介護事業者が介護業務への就労を希望する離職者等を介護施設などで試行雇用(トライアル雇用)した場合、東京都が介護職員初任者研修の受講費用などを支援するもの。賃金と資格取得支援などにかかる費用が雇用実績によって支払われるため、事業者の負担が生じない・・・
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2014年05月13日(火)
[医薬品] 希少疾病用医薬品に『カナキヌマブ』など6品目を指定、1品目取消
- 厚生労働省は5月13日に、「希少疾病用医薬品の指定取消し及び希少疾病用医薬品の指定」に関する通知を発出した。 HIV感染症やベーチェット病など患者数が少ない疾病に対する医薬品は医療上の必要性が高くとも、患者数が少なく投資回収も難しいことから研究開発も遅れる傾向にある。そこで、安全かつ良質な医薬品を早期に現場に提供するため、我が国では希少疾病用医薬品指定制度が設けられている。 これは薬事法(第77条の2)・・・
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2014年03月24日(月)
[医療保険] 後期高齢者医療保険料、所得に占める割合は東京がもっとも低い
- 厚生労働省は3月24日に、平成25年度の「後期高齢者医療制度 被保険者実態調査報告」を公表した。 これは、後期高齢者医療制度の被保険者の年齢構成や所得など、保険料設定にあたっての基礎資料を得ることを目的に平成20年度より実施されているもの(p2参照)。 平成25年9月末の被保険者総数は1527万3000人。後期高齢者医療制度は75歳以上を対象とする医療保障制度だが、一定の障害をかかえる65~74歳の人も対象となる。そ・・・
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2014年03月20日(木)
[医療提供体制] 病床機能分化に向けた新基金、4月より都道府県ヒアリング
- 厚生労働省は3月20日に、「新たな財政支援制度にかかる都道府県担当者会議」を開催した。 社会保障・税一体改革では、病院・病床の機能分化を進め、また病院・病床間の連携を強化することが柱の1つに据えられている。 このため、今般国会に提出されている医療法・介護法等改正案(医療介護総合確保推進法案)では、この機能分化・連携強化を進めるために病棟機能の報告制度などを創設することとし、あわせて機能分化等に必要な・・・
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2014年03月18日(火)
[療養費] 消費増税に合わせて、柔道整復療養費の初検料を1450円に引上げ
- 厚生労働省は3月18日に、社会保障審議会・医療保険部会の「柔道整復療養費検討専門委員会」を開催した。 この日は、厚労省当局から、「柔道整復療養費」改定案が示され、これを了承している。 平成26年4月からの消費税率8%引上げによって、柔道整復施術所の経費増が見込まれる。施術所の経営悪化を避ける意味で、療養費の引上げが検討されたものだ。 改定率は、昨年(平成25年)12月20日の診療報酬改定率(本体プラス0.73%・・・
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2014年03月18日(火)
[療養費] 消費増税に合わせ、はり・きゅう療養費等を0.68%引上げ
- 厚生労働省は3月18日に、社会保障審議会・医療保険部会の「あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会」を開催した。 この日は、厚労省当局から、「あん摩マッサージ指圧療養費」および「はりきゅう療養費」の改定案が示され、これを了承している。 平成26年4月から消費税率が8%に引上げられる。このため、あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう施術所の経費増が見込まれることから、療養費の引上げが検討された・・・
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2014年03月14日(金)
[介護保険] 地域支援事業の市区町村移管による「格差」は上限見直しで対応
- 政府は3月14日に、「介護保険法改正に関する質問」に対する答弁書を公表した。 政府は「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案(以下、法案)」による介護保険法の改正において、介護予防訪問介護・介護予防通所介護(以下、介護予防訪問介護等)を、原則として全国一律の基準で実施する予防給付対象から外す。市区町村が地域の実情に応じて実施することができる総合事業に移・・・
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2014年03月03日(月)
[医業経営] 25年の病院収支は993万円の赤字、給与費が医業収益の56%占める
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- 平成25年 病院運営実態分析調査の概要(3/3)《全国公私病院連盟、日本病院会》
- 発信元:全国公私病院連盟、日本病院会 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
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2014年02月27日(木)
[医薬品] 一般用薬ネット販売の原則解禁は6月から、薬局等は3月に届出
- 厚生労働省は2月27日に、平成25年度の「全国薬務関係主管課長会議」を開催した。会議では、厚労省幹部から都道府県や政令指定都市の薬務施策担当者に向けて今後の重点施策などが説明された。 薬務関係の重要事項として、ここでは(1)薬事法改正(2)医薬品の迅速な提供、承認審査(3)医療機器の迅速な承認(4)後発品の使用促進―などを取上げたい。 (1)の改正薬事法は平成25年12月に成立し、指定薬物に関する規制強化につ・・・
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2014年02月18日(火)
[難病対策] 難病法案等の早期成立で、総合的な患者支援対策を JPA
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- 難病法案・児童福祉法改正法案の早期成立で総合的な難病対策・小慢対策を充実させよう!(2/18)《日本難病・疾病団体協議会》
- 発信元:一般社団法人日本難病・疾病団体協議会 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
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2014年02月14日(金)
[健康] 企業・個人の生産性向上や医療費抑制を目指し「健康投資」のWG設置
- 経済産業省は2月14日に、次世代ヘルスケア産業協議会の「健康投資ワーキンググループ」を開催した。 健康寿命延伸分野の市場創出・産業育成は、「国民の生活の豊かさ(QOL)の向上」「国民医療費の抑制」「雇用拡大」「経済成長」に資すると考えられている(p6参照)。 「健康投資」とは、企業や個人等が健康寿命延伸、生産性の向上や医療費増加の抑制のため、健康増進・疾病予防に資する公的保険外のサービスを購入・利用・・・
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2014年02月14日(金)
[医療改革] 安倍内閣に社会保障改革を進めるための「推進本部」を設置
- 安倍内閣は2月14日に、社会保障制度改革推進本部の初会合を開催した。 この会合は、「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」(いわゆる一体改革推進のプログラム法)に基づいて内閣に設置されたもの(p29~p33参照)で、社会保障・税一体改革を推進するために、本部長を安倍首相、副本部長を甘利一体改革担当相とし、田村厚労相や麻生財相など関係閣僚で構成されている(p2参照)。 初会合・・・
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2014年02月12日(水)
[難病対策] 医療費助成等の公平・安定な制度確立へ難病医療法案を提出
- 安倍内閣は2月12日の閣議で、「難病の患者に対する医療等に関する法律案」を決定した。同日に、今国会(26年通常国会)へ上程されている。 安倍内閣は26年通常国会の施政方針演説で、難病・小児特定疾患児対策を重点施策として打出しており、医療費助成対象疾患の拡大や自己負担割合の引下げを行うとしている。 難病対策は現在、法律に基づかない予算事業(特定疾患治療研究事業)として実施されているが、今回の法案によって・・・
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2014年02月12日(水)
[小児難病] 小児慢性特定疾病児の医療充実に向け児童福祉法等を改正
- 安倍内閣は2月12日の閣議で、「児童福祉法の一部を改正する法律案」を決定した。同日に今国会(26年通常国会)へ上程されている。 この改正案は、難病対策の法制化に併せて、今日的視点で改めて小児慢性特定疾病児童への支援のあり方を見直すもの。小児慢性特定疾病の医療費助成等について、経費に消費税収を充てることができるようにし、公平で安定的な医療費助成の仕組みの構築を図るほか、研究の推進と医療の質の向上、疾病・・・
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2014年01月31日(金)
[医療提供体制] 医療通訳の育成等に向け、カリキュラム作成等事業者を公募
- 厚生労働省は1月31日に、「医療機関における外国人患者受入れ環境整備事業」の実施団体公募要領を発表した。応募締切りは2月7日(p4参照)。 我が国の在留外国人の増加や、政府の成長戦略(日本再興戦略)などを背景に、厚労省では「医療機関が外国人を受入れるにあたり解決すべき課題」を解決するためのモデル拠点整備事業を行う。 具体的な課題としてあげられているのは、(1)医療通訳の育成(2)患者説明文書(検査内・・・
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2014年01月31日(金)
[小児難病] 児童福祉法を改正し、小児慢性特定疾患児への医療支援を規定
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- 小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会(第12回 1/31)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 母子保健課 カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革
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2014年01月22日(水)
[医療提供体制] 難病300疾患、小児慢性特定疾患600疾患に助成対象を拡大
- 厚生労働省は1月22日に、全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会)を開催した。この会議は、都道府県、指定都市・中核市の担当部局長を対象に、平成26年度の厚生労働行政の重点施策を説明するもの。 政策統括官(社会保障担当)の重点事項を紹介しよう。 政策統括官所管の重点事項としては、「社会保障と税の一体改革」があげられる。持続可能な社会保障制度の確立を図るため、社会保障制度の改革の全体像・進め方を明示した・・・
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