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第168回医療保険部会資料(全体版) (145 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35483.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第168回 9/29)《厚生労働省》
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総合確保方針の基本的な方向性の見直し(その4)
(5)地域共生社会の実現





孤独・孤立や生活困窮の問題を抱える人々が地域社会と繋がりながら、安心して生活を送ることができるよう
にするため、地域の包括的な支援体制の構築、いわゆる「社会的処方」の活用など「地域共生社会」の実現
に取り組む必要がある。現に、従来からの地域包括ケアシステムに係る取組を多世代型に展開し、地域共生
社会の実現を図る地方自治体も現れてきている。地域共生社会の実現に向けては、医療・介護や住まい、就
労・社会参加、権利擁護など複合的な支援ニーズを抱える方を地域で支える基盤をより強固なものとしていく
ことが求められる。
医療・介護提供体制の整備については、住宅や居住に係る施策との連携も踏まえつつ、地域の将来の姿を踏
まえた「まちづくり」の一環として位置付けていくという視点を明確にしていくことも重要である。
医療・介護提供体制の確保に当たっては、地域住民や地域の多様な主体の参画や連携を通じて、こうした「
地域共生社会」を目指していく文脈の中に位置付けていくことが重要である。

(別添)ポスト2025年の医療・介護提供体制の姿


高齢者人口がピークを迎える中で、医療・介護の複合的ニーズを有する高齢者数が高止まりする一方、生産
年齢人口の急減に直面する局面において、実現が期待される医療・介護提供体制の姿として現時点で想起
し得るものを、患者・利用者など国民の目線で描いたもの

※このほか、市町村計画の共同策定の明確化など所要の見直し
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