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資料1-3(参考資料1) 日本パブリックアフェアーズ協会 御提出資料 (24 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231211/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 12/11)《内閣府》
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表 5 スイッチラグの一覧表

(出典:日本 OTC 医薬品協会,内閣府 規制改革推進会議 医療・介護ワーキング・グループ公開資料
資料 1「医療用医薬品から一般用医薬品への転用(スイッチ OTC 化)の促進」,2020 年 2 月 13 日)

このように、海外におけるスイッチ OTC 化と日本におけるスイッチ OTC 化に時間的な差
があることを「スイッチラグ」と呼ぶ。スイッチラグが生じている結果、日本では諸外国
と比較してセルフメディケーションの選択肢が大きく制限されている状況にあるといえ
る。
5-2. “スイッチラグ”の原因
なぜこのようなスイッチラグ問題が生じているのか。その理由は、主に 3 つあると考え
られる。1 点目は、スイッチ OTC 医薬品に関する政府目標やロードマップが存在していな
いことだ。2013 年に公開された「日本再興戦略 —JAPAN is BACK-」では、主要施策の 1 つ
としてセルフメディケーションの推進が掲げられ、2014 年にはその推進に向けて、海外の
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