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資料1-3(参考資料1) 日本パブリックアフェアーズ協会 御提出資料 (35 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231211/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 12/11)《内閣府》
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第 8 章 おわりに
このように、スイッチ OTC 化の推進には多くの課題が存在し、その一つひとつに向き合っ
ていく必要がある。また、日本の現状に合わせた持続可能な医療提供体制や国民皆保険制
度の発展、国民のセルフメディケーションへのニーズの高まり、そして偽造医薬品被害の
防止など、様々な側面からスイッチ OTC 化の推進の必要性は明らかだ。本稿を契機に、ス
イッチ OTC 化推進の重要性に対する理解が深まり、国民ニーズの高い医薬品のスイッチ
OTC 化が促進されることを強く期待する。
【提言】
1. スイッチ OTC 医薬品ロードマップ委員会を設置し、スイッチ OTC 医薬品に関する KPI
やロードマップを早期に策定する
2. 評価検討会議の運用を見直す(検討目標タイムテーブルを導入/KPI を達成するため
に議論すべき論点の明確化/要望書の提出から議論開始までの期限設定)
3. OTC 医薬品データベースを構築する
4. セルフメディケーション税制と連動した OTC 医薬品お薬手帳を作成する
5. 日本 OTC 医薬品学会を創設する

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