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資料1-3(参考資料1) 日本パブリックアフェアーズ協会 御提出資料 (30 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_04medical/231211/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 12/11)《内閣府》
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6-3. 性感染症検査薬
性感染症に対する意識調査によれば、性感染症の受診ハードルとして「恥ずかしさ」が
約 4 割を占めていた 53(図 17)。そのため、「性感染症になった」または「感染の不安が
あった」ときに医療機関を受診したり保健所で検査を受けたりしたのは、およそ半数に留
まっている 53(図 17)。このように、感染した人が適切な検査や治療に結びつかないこと
が感染拡大の要因になっている。性感染症の拡大は世界的な課題になっている今、各国で
は対策強化を進めており、例えばイギリスでは政府と連携した NPO が性感染症の無料検査
キットを希望者に提供している。日本においても、性感染症検査薬の OTC 化を進めること
で医療機関を受診しなくても性感染症検査ができる環境を整え、自己検査によって陽性反
応が出た患者がその後、迅速に適切な検査や治療に結びつけることが求められる。
図 17

性感染症に対する意識調査

(出典:NHK,Web 記事「梅毒急増なぜ? 性感染症の“誤解と軽視”」, 参照 2023 年 7 月 31 日)
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