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資料1 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00051.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第125回 3/11)《厚生労働省》
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(2)対応の方向性
障害者支援施設の在り方について、以下の観点から検討していくこととしてはどうか。
(障害者支援施設における重度障害者等の支援体制の充実)
○ 障害者支援施設では、これまでも強度行動障害や医療的ケアのある方など様々な障害者に対する支援を実施し
ているが、個々の利用者に対する支援の質の向上に向けて、現行の人員配置や支援内容に対する報酬上の評価等
の在り方をどう考えるか。
(地域移行の更なる推進)
○ 地域移行を更に進めるためには、障害者支援施設が利用者の地域移行により一層取り組むことのほか、地域生
活支援拠点等に配置されるコーディネーターが、障害者支援施設の利用者の地域移行のニーズの把握と働きかけ
の実施、地域移行支援や体験利用へのつなぎなどの地域移行の推進に向けた役割を担うことについて、地域生活
支援拠点等の法令上の位置付けの明確化と併せて検討してはどうか。
○ 相談支援事業について、サービス提供事業者からの独立性・客観性を確保した上で、障害者支援施設からの地
域移行を推進する観点から、障害者支援施設のモニタリングの頻度について、現状は6月に1回を標準としてい
るところであるが、障害者の地域移行に向けた意思決定支援が重要であることに鑑み、意思決定支援が必要な者
に対しては一定期間の中で手厚く実施することにより、地域移行支援の利用を促進していくこととしてはどうか。
(障害者支援施設と地域の関わり)
○ 障害者支援施設では、生活介護や就労系サービスなどの日中活動系サービスや短期入所等の実施により、障害
者の地域生活を支える役割も担っている。
こうした知識・経験やノウハウについて、地域の障害福祉サービス事業者に還元するなど、地域生活支援の体
制づくりに積極的に関与するとともに、地域との交流や地域貢献に取り組んでいくためにどのようなことが考え
られるか。

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