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資料1 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00051.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第125回 3/11)《厚生労働省》
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現行グループホーム(介護サービス包括型・東京都通過型)実践例
○ 一定期間の中で、一人ひとりの生活のしづらさに合わせて対象者ごとに個別支援メニューを作成し、
本人と見直しをしながら支援
※ 個々の状況に応じて一人暮らし等に向けた個別支援計画(本人のできることを伸ばし、できないことは何で補うか等)を
作成し、2~3年間で一人暮らしにつなげている。
〇定員…5名、サテライト2名
〇利用期間…2~3年

合計7名

【人員体制】常勤2名、非常勤1名

〇対象者像…精神障害者、精神障害+知的障害、発達障害等
〇利用者の障害支援区分…区分2~区分3

*職員は全て精神保健福祉士又は社会福祉士

・管理者、世話人兼務(常勤)…1名 ・サービス管理責任者、世話人兼務(常勤)…1名 ・世話人、生活支援員(週2~3日勤務)…1名

<直近3年の実績(H30~R2):利用実人数11名>
入居前住居等:精神科病院5名(入退院の繰り返し、30年以上の長期入院等)、実家4名、その他(更生保護施設、宿泊型自立訓練等)2名
入居中の日中活動先:障害者雇用、就労継続支援B型、自立訓練(生活訓練)、医療機関デイケア 等
退居後の住居等:退居者6名(内訳:アパート等単身生活5名、他のグループホーム1名)
入居中の支援:・一人暮らし等に向けた相談、家事、金銭管理の支援(決まった額の中でどう使えるか、貯金できるか等)、
服薬確認、同行支援(通院・役所・買い物等)、本人と振り返り、退居したOBとの食事会等を実施
・入居後3ヶ月は、日常生活に係るチェックリストを活用して毎日振り返りを実施
・退居に向けた住居の確保や関係機関との調整等の支援を実施
退居後の支援:自立生活援助を活用した支援、元退居者を夕食会・お茶会へ招待、避難訓練の参加等
入居前






・見学対応、本人意思
確認
・体験宿泊に向けての
関係機関等の調整
・体験宿泊対応支援
・個別支援計画作成
・行政、医療関係等へ
の情報提供や対応


1年目

2年目

・家事
・金銭管理(一人暮らし
に向けての貯金計画支
援)
・個別面接、支援
・個別支援計画適宜見
直し、一人暮らしの
イメージ作り
・ケア会議等参加

・家事
・金銭管理(一人暮
らしに向けての貯
金計画支援)
・個別面接、支援
・個別支援計画適宜
見直し、一人暮らし
に向けてのスジュー
ル作成
・ケア会議等参加

3年目
・家事
・金銭管理(一人暮
らしに向けての貯
金計画支援)
・個別面接、支援
・個別支援計画適宜
見直し、退居支援
計画
・ケア会議等参加
・訪問看護導入支援
・ヘルパー導入支援
・卒業お祝い会

卒業後支援

支援引継ぎ後

自立生活援助・地域定着支援
居宅介護・訪問看護・通所事業所等

・住居環境の確認等
の支援、各種手続
きの支援
・自立生活援助への
引き継ぎ支援 等

相談支援専門員 、 福祉 ・ 医療 ・ 行政機関等
ワネ
ーッ
クト

【ネットワーク】

・区市町村グループホーム連絡会 1回/2月 区市町村職員も適宜参加、事例検討、地域の社会資源見学、互いのグループホーム見学、情報交換等
・精神障害者グループホーム連絡会 1回/1月 都の職員も適宜参加、グループホームの支援や運営等の相談、情報交換や研修の実施等
・区市町村自立支援協議会地域移行支援部会 1回/2月 精神科病院入院中の方の地域生活移行支援のニーズ調査等

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