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【資料1-1】 医薬品等行政評価・監視委員会における海外調査の状況 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24538.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第7回 3/18)《厚生労働省》
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ウ.別添「医薬品リスク管理計画(RMP)及びそれに準ずる制度(日米欧における制度の比較を含む)」 R4.3.4
米国

(構成4)
リスク最小化計画

欧州

日本

・メディケーションガイドまたは患者向添付文書(PPI)の作成及び提供

・通常のリスク最小化活動

・通常のリスク最小化活動

(平易な表現による患者の理解促進、安全性注意喚起)

(添付文書(SmPC)・患者向医薬品ガイド(PIL)の作成及び提供)

(添付文書・患者向医薬品ガイドの作成及び提供)

・コミュニケーションプランの策定及び実施

・追加のリスク最小化活動

・追加のリスク最小化活動

(医療従事者向けの理解促進、安全性注意喚起資材配布など)

(教育プログラム、アクセス制御プログラム、流通管理システム、妊娠予防

(市販直後調査による情報提供、適正使用のための資材配布、使用条件の設

・患者アクセス管理システムETASU (Elements to Assure Safe Use)の策定

(回避)プログラム、医療従事者への直接情報伝達(DHPC)など)

定、医療従事者への追加の情報提供、患者への情報提供、表示・容器等の工

及び実装

夫など)

(施術者の訓練、患者レジストリ登録、医療実施施設の認証など)

____________________

・REMS計画の効果に関する評価

追加の措置の必要性を検討するにあたって考慮する点の例

(評価計画、評価分類、評価指標、評価データソース、有効性の閾値設定な

○推定使用患者数 ○投与状況 ○特定されているリスク集団 ○対象疾患の重

ど)

篤性、合併症の重篤性及び背景発現率 ○副作用がベネフィット・リスクバラ
ンス又は保健衛生の状況に対して及ぼす影響の大きさ ○重篤な副作用の重症
度、頻度、可逆性及び予防可能性 ○リスク最小化活動の実施により期待され
る効果 ○海外での開発又は製造販売の状況 ○海外との安全性プロファイル
の相違 ○海外で実施されている調査・試験の状況及び結果 ○海外で執られ
た安全対策

評価方法
見直し

・プロセス評価

・アウトカム評価

・アウトカム評価

・承認から少なくとも1.5, 3, 7年後に評価した結果により、変更または削除

・初回承認から5年後(販売承認更新時)

・再審査申請時

・5年更新後から最初の定期的安全性最新報告(PSUR)を提出する時

・計画書に明記された各活動の節目となる時期

https://www.fda.gov/regulatory-information/selected-amendments-fdc-

https://eur-

https://www.pmda.go.jp/files/000145482.pdf

act/food-and-drug-administration-amendments-act-fdaaa-2007

lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=CONSLEG:2001L0083:20110 https://www.pmda.go.jp/files/000143723.pdf

https://www.fda.gov/media/100307/download

721:EN:PDF

https://www.pmda.go.jp/files/000145421.pdf

https://www.fda.gov/media/119790/download

https://www.ema.europa.eu/en/documents/scientific-

https://www.pmda.go.jp/files/000221117.pdf

https://www.fda.gov/media/136317/download

guideline/guideline-good-pharmacovigilance-practices-module-v-risk-

(更新は随時)
備考

出典

医薬品、副作用の特性に応じ、可能な範囲の評価方法で評価*2

・プロセス評価

COVID-19による緊急事態宣言中は、REMSの適用条件を緩和している。

management-systems-rev-2_en.pdf
https://www.ema.europa.eu/en/documents/scientificguideline/guideline-good-pharmacovigilance-practices-module-xvi-riskminimisation-measures-selection-tools_en-3.pdf
*1

医薬品安全性監視に関しては、別途、安全性に関連した研究の実施を製造販売業者に要請できるPost-marketing requirements(PMR、罰則あり)、Post-marketing commitments (PMC、罰則なし)制度がある。

*2

医薬品リスク管理計画に関する質疑応答集(Q&A)のQ33。

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