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25  令和6年度薬価制度改革の概要 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html
出典情報 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》
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3.その他の課題
薬価制度改革の骨子
(1)医薬品流通
①医薬品流通に関する課題
• 過度な薬価差の偏在に関する課題も含め、医薬品流通に関する課題については、 医療用医薬品の流通の改善に関する懇談会(流
改懇)やその他の関係会議において、薬価差の実態に関するデータ等も踏まえ検討しているところであり、これらの検討結果を
踏まえ、必要な薬価上の対応を引き続き検討することとする。

②調整幅
• これまで継続して検討課題とされていた調整幅の在り方については、医薬品流通に直接関わるものであり、①の検討においても
調整幅の取扱いに影響を与える内容もあることから、これらの検討状況を踏まえ、引き続き検討することとする。
(2)診療報酬改定がない年の薬価改定
• 診療報酬改定がない年の薬価改定の在り方については、引き続き検討することとし、来年度速やかに議論を開始することとする。

(3)高額医薬品に対する対応
• 「高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について」において検討課題とされている薬価算定方法等に関しては、引き続き、個
別品目(ゾコーバ錠)の本承認や再算定等の状況も踏まえて検討することとする。
• また、高額医薬品に対する対応については、 これまで感染症治療薬(ゾコーバ錠)や認知症薬(レケンビ点滴静注)において対
応してきたところであるが、引き続き、令和4年度薬価制度改革の骨子のとおり対応することとする。

(参考)令和4年度薬価制度改革の骨子(令和3年12月22日 中央社会保険医療協議会 了解)
4.高額医薬品に対する対応
今後、年間1,500億円の市場規模を超えると見込まれる品目が承認された場合には、通常の薬価算定の手続に先立ち、直ちに中医
協総会に報告し、当該品目の承認内容や試験成績などに留意しつつ、薬価算定方法の議論を行うこととする。

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