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資料1 医学部臨時定員の配分の考え方と今後の医師偏在対策について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43693.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第6回 9/20)《厚生労働省》
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令和7年度医学部臨時定員の配分について
令和7年度の医学部臨時定員の意向の配分・調整方法(第4回検討会で合意された配分方針)

第5回医師養成過程を通じた医師
の偏在対策等に関する検討会
















資料1

各都道府県の令和6年度臨時定員地域枠数を基準として、以下①~③の順で調整を行う

① 医師多数県の意向の調整
医師多数県については、医師少数県・中程度県と比較して、臨時定員として地域枠を確保する必要性が
低い一方で、大幅な変更は教育・研修・診療体制への影響等も考えられることから、その臨時定員につ
いては、原則として令和6年度臨時定員地域枠に0.8を乗じたものとした上で、③の調整を行う。
② 医師少数県の意向の調整
医師少数県については、医師多数県・中程度県と比較して、現状の医師が少ないだけでなく、若手医師
についても少ない傾向があることから、臨時定員地域枠の要件を満たしつつ、教育・研修体制が維持さ
れる範囲内で、医師多数県から削減等した定員数分を活用して、原則、令和6年度比増となる意向があ
る場合には、意向に沿った配分を行う。
③ 残余臨時定員数の意向の調整
①②の対応を行った上で、臨時定員総数が令和6年度臨時定員総数に達していない場合には、その範囲内
において※
- 恒久定員100名あたり、恒久定員内地域枠を4名以上設置している等、更なる県内の偏在是正が必要
な都道府県については、
・医師多数県では、例えば令和6年度臨時定員地域枠の一割等、一部の意向を復元する
・医師少数区域のある医師中程度県では、令和6年度比増となる意向がある場合、医師少数区域等に
従事する枠となっているか等、地域枠の趣旨の範囲内で配分を行う
- 臨時定員研究医枠の令和6年度比増希望がある場合には、その趣旨の範囲内で配分を行う。
※ 配分を行うにあたっては、臨時定員地域枠の要件を満たした上で、必要に応じて教育・研修体制、医師少数区域への地域枠医師の配置
状況や診療科選定の状況、若手の医師数、医師偏在指標の多寡、過年度の臨時定員地域枠充足率等についても考慮する。

令和7年度医学部臨時定員の意向について、前回の配分方針に沿って臨時定員を配分した場合、
令和7年度医学部定員上限の範囲内に収まることから、当該方針に沿って配分可能となる見込み。 11