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資料1 医学部臨時定員の配分の考え方と今後の医師偏在対策について (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43693.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第6回 9/20)《厚生労働省》
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医師養成過程での地域枠の活用について

第5回医師養成過程を通じた医師
の 偏 在 対 策 等 に 関 す る 検 討 会 資料2














日 一部改

臨時定員地域枠について

今後、医師の供給が需要を上回ってくることを踏まえ、医師増加のペースは見直しが必要
となっている。そのため、医師多数県については、医師少数県・中程度県と比較して臨時
定員における地域枠の確保の必要性が低いことから、令和7年度の医学部臨時定員の配分
においては、各医師多数県の県内の偏在対策の必要性にも配慮しつつ、令和6年度と比較
して一定数減じることとした。
一方で、医師少数県や一部の中程度県については、依然、臨時定員地域枠の設置の必要性
が高いことから、令和6年度と比較して臨時定員の意向の配分の増加を行うこととした。



令和8年度以降も、少なくともこの数年間は、医師の需給や都道府県の偏在の傾向につい
て、推計より大きく変わらないため、医学部定員の適正化の検討を進めていくことも踏ま
えつつ、医師多数県については臨時定員地域枠を一定数削減していく一方で、都道府県を
超えた偏在是正が特に必要な医師少数県・一部の中程度県については令和6年度比増とな
ることも許容してはどうか。
恒久定員内地域枠について

恒久定員内地域枠については、既存の定員の中で、地域に必要な医師を安定的に確保する
ことに一定の効果があると考えられることから、改めてその必要性を認識し、他の実効性
ある偏在対策と併せて、その設置について調整を行うよう促すこととしてはどうか。
一方で、都道府県や大学の協議等の状況によっては、恒久定員内地域枠の設置が、まだ十
分に進んでいない場合もあることから、恒久定員内地域枠の設置が進んでいる都道府県と
大学の取り組みを確認し、好事例を広めてはどうか。

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