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資料1 医学部臨時定員の配分の考え方と今後の医師偏在対策について (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43693.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第6回 9/20)《厚生労働省》
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医学部臨時定員の配分の考え方について
臨時定員地域枠について(第5回検討会で示した考え方)
今後、医師の供給が需要を上回ってくることを踏まえ、医師増加のペースは見直しが必要となってい
る。そのため、医師多数県については、医師少数県・中程度県と比較して臨時定員における地域枠の
確保の必要性が低いことから、令和7年度の医学部臨時定員の配分においては、各医師多数県の県内
の偏在対策の必要性にも配慮しつつ、令和6年度と比較して一定数減じることとした。
一方で、医師少数県や一部の中程度県については、依然、臨時定員地域枠の設置の必要性が高いこと
から、令和6年度比増となる臨時定員の意向がある場合には、意向に沿った配分を行うこととした。



令和8年度以降も、少なくともこの数年間は、医師の需給や都道府県の偏在の傾向について、推計よ
り大きく変わらないため、医学部定員の適正化の検討を進めていくことも踏まえつつ、医師多数県に
ついては臨時定員地域枠を一定数削減していく一方で、都道府県を超えた偏在是正が特に必要な医師
少数県・一部の中程度県については令和6年度比増となることも許容してはどうか。
医学部臨時定員の配分の考え方について
医師の地域間、診療科間、病院・診療所間の偏在の是正を図るため、2024 年末までに策定すること
としている総合的な対策のパッケージに関する具体的な議論や内容を注視しながら、医学部臨時定員
の配分について、以下のような方向性で議論してはどうか。
令和8年度医学部臨時定員の配分において、医師多数県については臨時定員地域枠を一定数削減
していく一方で、若手医師が少ない場合や医師の年齢構成が高齢医師に偏っている場合などは配
慮してはどうか。
令和8年度医学部臨時定員の配分において、令和8年度までに恒久定員内地域枠を一定程度設置
する等、更なる県内の偏在対策に取り組む都道府県については、配慮してはどうか。
医学部臨時定員の配分方針について、引き続き地域枠医師の医師少数区域・医師少数スポット等
への配置状況等を踏まえ、検討してはどうか。
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