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資料1 医学部臨時定員の配分の考え方と今後の医師偏在対策について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43693.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第6回 9/20)《厚生労働省》
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宮崎大学に お い て 恒 久 定 員 内 地 域 枠 を 拡 充 し た 経 緯 等

宮崎大学
提出資料

○ 宮崎県第7次医療計画(平成30~令和5年度)において、県内で新たに臨床研修を開始する研修医
の目標数が80名に設定されていること(別紙参照)、一方で医師の増加のペースは見直しが必要とさ
れていることを踏まえて、平成30年6月に宮崎大学における適切な医学部定員数や地域枠の定員数に
関する第1回WGを開催し、これ以降、本格的な検討が開始された。
○ 宮崎大学は宮崎県との議論や以下の分析結果(★)も踏まえ、令和4年度以降、医学部入学定員の
臨時定員地域枠の設置は行わず、恒久定員内に地域枠を新たに15名拡充した。具体的には地域枠A10
名(県内の高校卒業者:現役のみ)、地域枠B15名(県内の高校卒業者:既卒2年目まで)、地域枠
C15名(宮崎県を含む全国の高校卒業者:既卒2年目まで)を設置した。
★ 宮崎大学卒業生のうち、宮崎県内で臨床研修を行う割合は、県内の高校卒業者が「66%」に対し、
県外の高校卒業者は『15%』であった。※平成23~26年度卒業生 406名を対象に調査
→ キャリア形成プログラムの運用開始を踏まえ、地域枠C(=全国枠)15名の拡充により、
県外の高校卒業者が宮崎県内で臨床研修・専門研修を受け、地域医療に貢献する体系へ
□ なお、本見直しに伴い、臨時定員増を行わないこととしたことから、令和4年度以降、医学部入学
定員は110名から100名となり、実習を含む専門科目を中心に、教職員の負担軽減や教育資源の確保
をはじめ、今後の学年進行にあわせて診療参加型臨床実習の指導にも質向上が期待される。
□ 地域枠の拡充にあわせてキャリア形成プログラム卒前支援の充実をはかり、地域枠入学生の地域医
療への意識・意欲の向上とあわせて、学業成績の向上も期待されている。※ 今後、詳細を分析予定

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