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資料1 医学部臨時定員の配分の考え方と今後の医師偏在対策について (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43693.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第6回 9/20)《厚生労働省》
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総合的な診療能力を有する医師の育成・リカレント教育について

第5回医師養成過程を通じた医
師の偏在対策等に関する検討会

資料

令 和 6 年 7 月 3 日



総合診療専門医について

2018年より総合的な診療能力を有する医師の専門性を評価する取組として、総合診療専
門医の養成が新たに開始された。
また、総合診療専門医については、医師を確保する観点等から、専攻医募集時の都道府県
別・診療科別募集定員上限設定(シーリング)の対象外となっており、その採用数は年々
増加している。
また、総合診療専門医を取得するための研修の指導医についても、特任指導医という形で、
一定の要件を満たした医師について、順次認定を行い、指導体制の充実が図られている。
今後の総合診療専門医の養成については、シーリングの在り方の検討も踏まえながら、引
き続き、地域で必要な総合的な診療能力を有する医師の確保ができるよう検討を行ってい
く。

総合的な診療能力を有する医師の養成について

大学にて総合的な診療能力を有する医師を育成・確保するための拠点を整備し、一貫した
指導体制のもと医師のキャリアパスの構築等を支援する事業を実施しており、令和6年度
は様々な地方の全国8大学が採択され、事業による取組みを進めている。
中堅以降の医師でも地域での勤務の意向のある医師は一定数いることや、今後、高齢者が
増加するなか、複数疾患を抱える患者を診療できる能力が重要となると考えられることか
ら、総合的な診療能力を有する医師の養成については、現状の各大学における総合診療医
センターを中心とした養成に加えて、例えば、学会や病院団体が協力して、研修・地域に
おける実践的な機会の提供・総合診療の魅力発信を一体的に実施するような方策を検討し
てはどうか。

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