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【参考資料3】アルコール健康障害対策推進基本計画 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00037.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第30回 10/28)《厚生労働省》
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度数の高い、飲みきり容器に入った商品の開発などアルコール飲料の多様化といった
社会情勢の変化に伴う新たな課題にも適切に対応することが重要である。
2.基本計画(第2期)の重点課題
基本計画(第1期)における取組の評価や、現在の我が国におけるアルコール関連
問題を取り巻く状況を踏まえ、基本計画(第2期)の対象期間中に取り組むべき重点
課題を以下のとおり定める。
重点課題は、基本法の基本理念を踏まえ、アルコール健康障害の発生、進行及び再
発の各段階に応じた防止対策の観点で設定する。
また、重点課題への対応を推進するため、主に取り組むべき施策を明らかにすると
ともに、対象期間中に達成すべき重点目標及び本計画に盛り込まれた諸施策の実施状
況を多面的に評価・検証するための関連指標を設定する。
(1) アルコール健康障害の発生予防
<重点課題>
・飲酒に伴うリスクに関する知識の普及と不適切な飲酒を防止する社会づくりを通じ
て、将来にわたるアルコール健康障害の発生を予防する。
<取り組むべき施策>
・20 歳未満の者や妊産婦などの飲酒すべきでない者の飲酒リスクの普及啓発及び不
適切飲酒を未然に防ぐ取組の徹底を引き続き実施する。
・また、将来的なアルコール健康障害の発生につながる健康リスクの高い飲酒習慣や、
アルコール関連問題の要因となり得る一時多量飲酒のリスクに対する理解の促進を
図る。
・飲酒に伴う健康影響は、年齢、性別、体質等に応じて異なることを踏まえ、誰もが
アルコール健康障害の問題を我が事と認識できるように、特に健康影響を受けやす
いと考えられる女性・若年者・高齢者など、特性に応じて留意すべき点等をわかりや
すく啓発を進める。
・酒類業界においても、国や地方公共団体によるこれらの普及啓発と連携し、不適切
な飲酒の誘因防止の観点から、アルコール飲料の広告・表示等における自主的な取
組を引き続き進める。

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