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【参考資料3】アルコール健康障害対策推進基本計画 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00037.html |
出典情報 | アルコール健康障害対策関係者会議(第30回 10/28)《厚生労働省》 |
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ごく普通に飲酒をしていた者が、様々な要因から、問題飲酒を経てアルコール依存症
に至り、飲酒のコントロールができず更なる問題を引き起こし、社会から非難を受け、
更に追い込まれていくという状況がわかる。その影響は、飲酒者本人のみならず、周
囲の者にも及び、特にアルコール依存症者の家族は、強いストレスにさらされ困難を
抱えていることが多い。
アルコール依存症に関する問題を、個人の問題とのみ捉えず、社会全体の問題と捉
え、必要な知識や医療、回復のための支援を講ずることが必要である。
○世界保健機関(WHO)の動向
平成 22(2010)年5月に開かれた世界保健機関(以下「WHO」という。)総会に
おいて「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」が採択された。
この世界戦略において、WHOは「有害な使用」について、健康に有害な結果をも
たらすという面と、周囲の者の健康や社会全体に影響を及ぼすという面について言及
し、アルコール関連問題を低減するための、国の行動として取り得る政策の選択肢を、
10 の分野に分類した上で示している。
その後、WHOは平成 25(2013)年に、循環器疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿
病などの非感染性疾患の予防コントロールのため、
「Global Action Plan 2013-2020」
を発表し、9つの自発的世界目標の一つとして、「アルコールの有害な使用の少なく
とも 10%の削減」を掲げている。
今後、アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略を有効に実行するための
アクションプラン(2022-2030 年)が作成され、令和4(2022)年のWHO総会にお
いて検討される見込みである。
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に至り、飲酒のコントロールができず更なる問題を引き起こし、社会から非難を受け、
更に追い込まれていくという状況がわかる。その影響は、飲酒者本人のみならず、周
囲の者にも及び、特にアルコール依存症者の家族は、強いストレスにさらされ困難を
抱えていることが多い。
アルコール依存症に関する問題を、個人の問題とのみ捉えず、社会全体の問題と捉
え、必要な知識や医療、回復のための支援を講ずることが必要である。
○世界保健機関(WHO)の動向
平成 22(2010)年5月に開かれた世界保健機関(以下「WHO」という。)総会に
おいて「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」が採択された。
この世界戦略において、WHOは「有害な使用」について、健康に有害な結果をも
たらすという面と、周囲の者の健康や社会全体に影響を及ぼすという面について言及
し、アルコール関連問題を低減するための、国の行動として取り得る政策の選択肢を、
10 の分野に分類した上で示している。
その後、WHOは平成 25(2013)年に、循環器疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿
病などの非感染性疾患の予防コントロールのため、
「Global Action Plan 2013-2020」
を発表し、9つの自発的世界目標の一つとして、「アルコールの有害な使用の少なく
とも 10%の削減」を掲げている。
今後、アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略を有効に実行するための
アクションプラン(2022-2030 年)が作成され、令和4(2022)年のWHO総会にお
いて検討される見込みである。
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