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【参考資料3】アルコール健康障害対策推進基本計画 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000202961_00037.html
出典情報 アルコール健康障害対策関係者会議(第30回 10/28)《厚生労働省》
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3.健康診断及び保健指導
(現状等)
各地域でのアルコール依存症をはじめとするアルコール健康障害対策の充実に
向けては、地域の実情に応じて、早期発見、早期介入から専門医療、自助グルー
プへの参加等による回復支援に至る連携体制の整備が求められる。
その中で、アルコール健康障害の発生や進行を予防するためには、様々な機関
における早期のスクリーニングとブリーフインターベンション(※)の取組の普
及が重要であり、また、国内での関連の知見も蓄積しつつある。
※ 実在又は潜在的なアルコール問題を特定し、対象者の飲酒行動に変化をも
たらすことを目的とした短時間のカウンセリングなど、個人がそれについて
何か行動するように動機づける実践である。
地域の健康診断及び保健指導においては、保健所を中心とした先進的な取組が
図られている自治体が見られるものの、全国的には取組が十分に進んでいない。
また、労働者から相談があった場合等に適切な機関につなぐことができるよ
う、産業保健スタッフ等に対して、アルコール健康障害に関する啓発を進めてい
くことが重要である。
(目標)
地域及び職域におけるアルコール健康障害予防のための体制の整備、専門医療
機関等との連携の強化を目標として、以下の施策を講じる。

(1)アルコール健康障害の早期発見、早期介入の推進
○アルコール健康障害への早期介入の取組を推進するため、健康診断や保健指
導においてアルコール健康障害を早期発見するために必要となる知識やアル
コール健康障害に早期に介入するための手法(「標準的な健診・保健指導プロ
グラム【平成 30 年度版】(平成 30 年4月)」によるアルコール使用障害スク
リーニング、ブリーフインターベンション及び専門医療機関への受診推奨の
実施等)の普及を図る。
【厚生労働省】
(2)地域における対応の促進
○地方公共団体等におけるアルコール健康障害への早期介入の取組を促進する
ため、アウトリーチ支援など、先進的な取組を行っている地方公共団体等の
事例等を盛り込んだガイドラインの作成・周知を行う。
【厚生労働省】
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