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【資料3】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(サマリ版、たたき台) (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》
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A1.3 その他の薬剤耐性菌
Salmonella spp.
全国の地方衛生研究所では、2015 年から 2022 年に分離されたサルモネラ菌の薬剤耐性状況を統一
した方法で調査しています。食鳥処理場由来のサルモネラの血清型は、S. Schwarzengrund 及び S.
Infantis が多く、食鳥処理場由来のサルモネラの血清型は食品由来のサルモネラと同じ傾向が見られ、
関連性があることが示唆されました。
食鳥処理場由来(n=937)

Schwarzengrund
Typhimurium
Agona

Infantis
Manhattan
Others

食品由来(n=987)*

Schwarzengrund
Manhattan
Enteritidis

Infantis
Heidelberg
Others

ヒト由来 (n=2,316)*

Enteritidis
Infantis
Saintpaul

4:i:Thompson
Others

食鳥処理場由来の大半を占める上位 2 血清型の S. Schwarzengrund 及び S. Infantis について耐性
率を比較した結果、両者の KM、SM 及び TC の耐性率は食品由来株と食鳥処理場由来で類似性が認
められ、ヒト由来株でも耐性率の大小傾向の類似性が認められましたが、S. Infantis 株では耐性率は明
らかに小さくなりました。
S.Schwarzengrund

S.Infantis

100.0

100.0


80.0


80.0

食品
ヒト

食品
ヒト

60.0

60.0

40.0

40.0

20.0

20.0

0.0

0.0

12