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【資料3】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(サマリ版、たたき台) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》
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ヒトにおける耐性菌の分離率の推移
バンコマイシン耐性腸球菌感染症の報告数は 2022 年は 133 人でした。
肺炎球菌のペニシリン非感受性率(髄液検体)は検体数が少ないため、年により変動が大きくなってい
ますが、いずれの年でも 2020 年目標値(15%以下)と比べて高い水準にあります。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の割合は減少傾向にありますが、2020 年目標値(20%以下)と
比べて高い水準にあります。
緑膿菌のカルバペネム耐性率は 2014 年に判定基準が変更されていますが、耐性率としては減少傾向
にあり、メロペネムは 2022 年に 9.5%となり、2020 年目標値の 10%以下を初めて達成しました。一方イ
ミペネムは、2023 年に 13.9%となっています。
大腸菌に対するフルオロキノロン系薬の耐性率は 2021 年に初めて減少しました。2020 年目標値(25%
以下)と比べて高い水準にあります。
一方、大腸菌と肺炎桿菌のカルバペネム耐性率は 1%未満で推移しています。

2020 年

2021 年

2022 年

2027 年

136

124

133







80

目標値

人以下

肺炎球菌のペニシリン
非感受性率(%)

バンコマイシン耐性腸球菌感染症の報告数

100
80

肺炎球菌のペニシリン非感受性率,髄液検体
肺炎球菌のペニシリン非感受性率,髄液検体以外

60
40
20
(髄液検体)2020年目標値 15%以下

黄色ブドウ球菌のメチシリン
耐性率(%)

0
2013

2014

2015

2016

2017

2018


2019

2020

2021

2022

2023

100
黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性率
黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性 (血液)

80
60
40
20

0
2013

2020年目標値
20%以下

2014

2015

2016

2017

2018


III

2019

2020

(血液)2027年目標値
20%以下

2021

2022

2023