よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(サマリ版、たたき台) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

A2.2 養殖水産分野
JVARM では、海産養殖分野における薬剤耐性に関する監視・動向調査として、病魚由来のα溶血性レ
ンサ球菌症原因菌、類結節症原因菌、及びビブリオ病原因菌の薬剤感受性の調査を実施しています。

病魚由来α溶血性レンサ球菌症原因菌
リンコマイシン(LCM)に対する耐性率が高い傾向にあり、2022 年で 82.3 %でした。またエリスロマイシ
ン(EM)に対する耐性率は 2022 年で 5.2 %でした。
100
EM

LCM

OTC

80

耐性率(%)

60

40

20

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

0



病魚由来類結節症病因菌
2011~2014 年の供試菌株について ABPC 及びオキソリン酸(OA)では各年度で耐性率の上下動が認
められたもののビコザマイシン(BCM)及びホスホマイシン(FOM)に対しては、いずれも 7.1%以下の耐
性率が維持されていました。
100

ABPC

FOM

BCM

OA

60

40

20



16

2014

2013

2012

0
2011

耐性率(%)

80