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【資料3】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(サマリ版、たたき台) (43 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》 |
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水産動物(海水魚、淡水魚及び観賞魚)に対する抗菌薬 5 種
販売量が最も多い抗菌剤は、2015 年までテトラサイクリン系でしたが、2016 年からはマクロライド系
(エリスロマイシン)であり、2022 年は再びテトラサイクリン系が逆転しました。2013 年 から 2021 年
への販売量の増加(約 75 t)は、マクロライド系(エリスロマイシン)の販売量の増加によるものであり、
これは 2013 年頃から発生が確認されているⅡ型及び 2021 年頃から発生が確認されているⅢ型のα
溶血性レンサ球菌による感染症の発生及び治療に伴うものと推測されました。一方、マクロライド系(エ
リスロマイシン)の近年の販売量の減少は、他成分の医薬品の承認により、2022 年に複数の承認薬の
適正使用等を再度周知した結果、マクロライド系のみを使用しなくなったことなどが理由と推測されます。
なお、ヒトの医療に重要な第3世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系等は、水産用医薬品とし
ては承認されていません。
150
推定販売量(原末換算)(t)
100
マクロライド系
テトラサイクリン系
ペニシリン系
サルファ剤
リンコサミド系
50
0
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
年
愛玩動物(犬及び猫)向けの抗菌薬 5 種
ヒト用抗菌剤の愛玩動物での使用量は 2016 年から調査を開始したため、動物用抗菌剤のみの使用
量の推移を表しています。最も多く販売されていたのは第1世代セファロスポリン系とペニシリン系薬剤
でした。
5
推定販売量(原末換算)(t)
4
セファロスポリン系(全体)
サルファ剤
テトラサイクリン系
ペニシリン系
フルオロキノロン系
3
2
1
0
2013
2014
2015
2016
2017
2018
年
37
2019
2020
2021
2022
販売量が最も多い抗菌剤は、2015 年までテトラサイクリン系でしたが、2016 年からはマクロライド系
(エリスロマイシン)であり、2022 年は再びテトラサイクリン系が逆転しました。2013 年 から 2021 年
への販売量の増加(約 75 t)は、マクロライド系(エリスロマイシン)の販売量の増加によるものであり、
これは 2013 年頃から発生が確認されているⅡ型及び 2021 年頃から発生が確認されているⅢ型のα
溶血性レンサ球菌による感染症の発生及び治療に伴うものと推測されました。一方、マクロライド系(エ
リスロマイシン)の近年の販売量の減少は、他成分の医薬品の承認により、2022 年に複数の承認薬の
適正使用等を再度周知した結果、マクロライド系のみを使用しなくなったことなどが理由と推測されます。
なお、ヒトの医療に重要な第3世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系等は、水産用医薬品とし
ては承認されていません。
150
推定販売量(原末換算)(t)
100
マクロライド系
テトラサイクリン系
ペニシリン系
サルファ剤
リンコサミド系
50
0
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
年
愛玩動物(犬及び猫)向けの抗菌薬 5 種
ヒト用抗菌剤の愛玩動物での使用量は 2016 年から調査を開始したため、動物用抗菌剤のみの使用
量の推移を表しています。最も多く販売されていたのは第1世代セファロスポリン系とペニシリン系薬剤
でした。
5
推定販売量(原末換算)(t)
4
セファロスポリン系(全体)
サルファ剤
テトラサイクリン系
ペニシリン系
フルオロキノロン系
3
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1
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2013
2014
2015
2016
2017
2018
年
37
2019
2020
2021
2022