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【資料3】薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024(サマリ版、たたき台) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》
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セクション A:
薬剤耐性菌

A2: 動物における薬剤耐性菌
A2.1 家畜由来細菌
JVARM では、CLSI に準拠した微量液体希釈法による薬剤感受性試験を実施しています。健康家畜由
来細菌と病畜由来細菌を調査対象としています。

Escherichia coli
健康家畜においては、ヒトの医療で重要な CTX、CPFX 及び CL に対する耐性率はいずれの家畜にお
いても低くなりました。病畜由来株の豚の CL については、2018 年に飼料添加物としての指定を取り消
し、使用を禁止したほか、動物用医薬品としては第2次選択薬に位置付け、その使用を制限しています。
CL に対する耐性率は、2017 年で豚由来株で 50%以上を示しましたが、2022 年の耐性率は 16.0%と
減少しており、引き続きこれらのリスク管理措置の強化による今後の耐性率の動向を確認していく必要
があります。
(健康家畜由来細菌、牛)

(病畜由来細菌、牛)
100

100
ABPC

CTX

CPFX

CL

TC

CTX

CPFX

CL

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2012

2022

2021

2020

2019

2018

0

2017

0
2016

20

2014

20

2015

40

2013

40

2014

60

2013

耐性率(%)

60





(病畜由来細菌、鶏)

(健康家畜由来細菌、鶏)

100

100

ABPC
CPFX

CTX
CL

TC

ABPC

CTX

CPFX

CL

TC

80





14

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2012

2022

2021

2020

2019

2018

2017

0
2016

0
2015

20

2014

20

2013

40

2012

40

2015

60

2014

60

2013

耐性率(%)

80
耐性率(%)

TC

80

2012

耐性率(%)

80

ABPC