○

定期巡回型・夜間訪問型の類型は、夜間の負担が重く、人材確保が困難。また、利用者からみて
も夜間の定期的な訪問のニーズは少なく、テクノロジーを活用し、必要なときにサービスを提供
する形の方が、利用者の QOL の向上につながる。このように日中に重点化したり、通所を効率化
することで、より重度の高齢者を在宅で支えることができるようになり、在宅介護の限界点があ
がる。

○

定期訪問・通所に加え、24 時間見守りと緊急時対応を整備。ICT・AI 技術を活用し、効率的な
サービス提供と適切な提案を実現する、包括的介護サービスモデルの構築が必要。

〇

高齢者の自宅の IoT センサーやエッジカメラと介護記録等のデータを生成 AI で分析し、さらに
コールセンターが、適切に多職種に情報提供し、対応して在宅の高齢者を支援することで、介護
職員が少数でも在宅の高齢者を支援できる。

○

効率化の落としどころは難しいものの、まだまだ IT 化でできる事が沢山あるため、しっかり取
り組む必要。

○

ICT や AI を活用することにより、介護事業所１拠点当たりの規模の経済と利用者における満足
度を両立することができるため、紙を前提としてきた介護の仕組みから ICT 等との協働を前提と
した仕組みづくりに変えていくことが必要。AI 導入等により、ケア記録をもとに居宅介護支援に
係る様々な計画書草稿や、担当者会議等の議事録が瞬時に作成できるため、２割弱の業務効率化
が図られた。

〇

AI ケアプランなど、最新の技術動向も踏まえたうえで、その可能性をみていく必要がある。

○

都市部や人口減少・中山間地域は課題が明確な一方、今後一定期間高齢者数が増加し、その後
減少に転じる一般市は、難しいかじ取りになる。

○

各地域が３つの分野のひとつにカテゴライズされるものではなく、人口構造はそれぞれが行き
来するもの。

○

医療、介護の状況を地域別に見える化し、分析して提供体制を考える必要。

○

平成の大合併のときに、将来を見越して自治体規模の増大による効率化が図られるところもあ
ったが、そうならないところもあった。このような中、自治体の人材確保は新規入職者が半分に
なる前提で事務を回すこととしており、介護分野においても一つの参考となる。

○

水平連携と垂直補完という言い方をよく総務省のほうでは使っており、比較的力のある市町村
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