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【資料1】次世代評価指標について (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25800.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和4年度第2回 5/23)《厚生労働省》 |
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別添
337
市販後変更手続き及び変更計画確認手続き制度(IDATEN)の留意点
338
339
変更計画確認手続き制度(IDATEN)14-15)を利用する場合や市販後に一部変更申請・軽微変更を行
340
う際は、以下の事項を参考として、必要な情報を記載すると共に、適切な評価を行うこと。
341
① 市販後の収集データに基づいた改良
342
市販後に収集したデータを解析し、当該機器の性能変更に用いる場合には、改良モデルの開発
343
時に使用するデータの品質と同様に、収集されたデータの適切性、過学習の可能性を考慮するこ
344
と。
345
なお、改良時に使用するデータについては、利用目的に応じて患者等の同意が必要となる場合
346
がある。特に市販後のデータ収集においては、当該機器に患者自身が入力した情報や自動取得さ
347
れたバイタルデータ等を収集して利用するため、患者個人の情報を含むデータの利用となること
348
が想定される。したがって、同意の要否については、個人情報保護法の取扱いを十分に確認の上、
349
対応すること。
350
② OS のアップデート及び併用機器の更新に伴う変更
351
プラットフォームの OS やセンサを含めた併用機器の更新又は改良が開発機器の有効性・安全性
352
に及ぼす影響ついて評価すること。なお、それらの更新に伴って当該機器が正常に作動するため
353
に行った変更は一部変更承認申請を要しない。
354
③ 疾患ガイドラインの更新に伴う変更
355
標準治療や併用治療等が更新される可能性を踏まえて、当該プログラムの位置づけ、標準療法
356
との関係性について明確化しておき、ガイドラインの変更に伴う当該プログラムの有効性・安全
357
性への影響を検討し、必要に応じてプログラムの改修を行うこと。この改修が臨床アウトカムに
358
影響を及ぼす場合は一部変更承認申請をすること。
359
④ 有効性に影響するアルゴリズム自体の変更
360
新旧アルゴリズムの相違点を明示した上で、アルゴリズムの改良が当該機器の有効性・安全性
361
に及ぼす影響を明らかにすること。医療機器プログラムにおいては、プログラムの全容を明示す
362
ることは難しいこともあるが、有効性・安全性に影響する要素が明確化されていることが望まし
363
い。
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市販後変更手続き及び変更計画確認手続き制度(IDATEN)の留意点
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変更計画確認手続き制度(IDATEN)14-15)を利用する場合や市販後に一部変更申請・軽微変更を行
340
う際は、以下の事項を参考として、必要な情報を記載すると共に、適切な評価を行うこと。
341
① 市販後の収集データに基づいた改良
342
市販後に収集したデータを解析し、当該機器の性能変更に用いる場合には、改良モデルの開発
343
時に使用するデータの品質と同様に、収集されたデータの適切性、過学習の可能性を考慮するこ
344
と。
345
なお、改良時に使用するデータについては、利用目的に応じて患者等の同意が必要となる場合
346
がある。特に市販後のデータ収集においては、当該機器に患者自身が入力した情報や自動取得さ
347
れたバイタルデータ等を収集して利用するため、患者個人の情報を含むデータの利用となること
348
が想定される。したがって、同意の要否については、個人情報保護法の取扱いを十分に確認の上、
349
対応すること。
350
② OS のアップデート及び併用機器の更新に伴う変更
351
プラットフォームの OS やセンサを含めた併用機器の更新又は改良が開発機器の有効性・安全性
352
に及ぼす影響ついて評価すること。なお、それらの更新に伴って当該機器が正常に作動するため
353
に行った変更は一部変更承認申請を要しない。
354
③ 疾患ガイドラインの更新に伴う変更
355
標準治療や併用治療等が更新される可能性を踏まえて、当該プログラムの位置づけ、標準療法
356
との関係性について明確化しておき、ガイドラインの変更に伴う当該プログラムの有効性・安全
357
性への影響を検討し、必要に応じてプログラムの改修を行うこと。この改修が臨床アウトカムに
358
影響を及ぼす場合は一部変更承認申請をすること。
359
④ 有効性に影響するアルゴリズム自体の変更
360
新旧アルゴリズムの相違点を明示した上で、アルゴリズムの改良が当該機器の有効性・安全性
361
に及ぼす影響を明らかにすること。医療機器プログラムにおいては、プログラムの全容を明示す
362
ることは難しいこともあるが、有効性・安全性に影響する要素が明確化されていることが望まし
363
い。
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