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参考資料2 (45 ページ)
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公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20220525/zaiseia20220525.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 歴史の転換点における財政運営(5/25)《財務省》 |
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令和4年度診療報酬改定と効率的で質の高い医療提供体制の整備 資料Ⅱ-1-45
(調剤報酬のあり方)
〇 令和4年度診療報酬改定においては、リフィル処方箋の導入にとどまらず、調剤報酬について、昨年12月の当審議会の建議やこれを踏まえた大臣合意を一
定程度反映する改定が行われた。具体的には、大規模グループ薬局やいわゆる同一敷地内薬局の調剤基本料等の見直しや、後発医薬品調剤体制加算の
見直しなどである。
〇 とはいえ、調剤報酬については、薬剤師数の増加により薬剤師1人当たりの処方せん枚数は減少しているにもかかわらず、新型コロナの影響を受ける前は、
薬剤師1人当たりの技術料が概ね維持・確保されている構図が続いてきた。調剤技術料に占める調剤基本料、調剤料及び薬学管理料の割合も過去10
年間でほとんど変化がなく、対物業務から対人業務への構造転換を図る姿勢が見えない。
〇 調剤報酬のあり方について体系的見直しが不可欠である。
薬剤師数の増加については、将来的に薬剤師が過剰になると予想されており、増加傾向にある薬学部・薬科大学の入学定員数の抑制も含め教育の質の
向上に資する、適正な定員規模のあり方や仕組みなどを早急に検討し、対応策が実行されなければならない。
大臣合意における制度改革事項
◆薬学部数及び入学定員の推移
令和4年度診療報酬
費用対効果を踏まえた後発医薬品の調
剤体制加算の見直し
○後発医薬品調剤体制加算の後発医薬品使用割合の厳格化
入学定員
16,000
多店舗を有する薬局等の評価の適正化
○多店舗を有する薬局の調剤基本料の引下げ 42点⇒32点
○敷地内薬局の調剤基本料の引下げ
9点⇒7点
14,000
140
薬局従事薬剤師1人当たりの処方せん枚数
処方せん1枚当たり技術料
薬局従事薬剤師一人当たり技術料
120
103
110
100
12,000
薬局従事薬剤師数
130
101
100
90
101
100
105
103
102
99
108
105
101
97
111
105
114
106
100
100
96
94
118
107
121
109
99
99
93
91
124
127
130
10,000
109
98
90
112
99
88
91
77
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
入学定員 6年制
2017
70
H15~H20の6年間
に28学部が新設
薬学部数
60
S24(新制大学発足)
19学部(入学定員1,565人)
50
117
80
70
入学定員 4年制
入学定員 旧4年制
◆薬局薬剤師一人当たり技術料等の推移(2010年=100)
薬学部数
80
R2現在:77学部(入学定員13,050人)
(6年制11,602人、4年制1,448人)
2018
2019
(出所)厚生労働省「調剤医療費(電算処理分)の動向」、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」等
(注)薬局従事薬剤師数の奇数年度は、直近年度からの推計値。
2020
(年度)
8,000
40
6,000
30
4,000
20
2,000
10
0
S24 S30
S40
S50
S60H元
H10
H20
0
H30 R2
(出所)厚生労働省「第10回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」資料
(調剤報酬のあり方)
〇 令和4年度診療報酬改定においては、リフィル処方箋の導入にとどまらず、調剤報酬について、昨年12月の当審議会の建議やこれを踏まえた大臣合意を一
定程度反映する改定が行われた。具体的には、大規模グループ薬局やいわゆる同一敷地内薬局の調剤基本料等の見直しや、後発医薬品調剤体制加算の
見直しなどである。
〇 とはいえ、調剤報酬については、薬剤師数の増加により薬剤師1人当たりの処方せん枚数は減少しているにもかかわらず、新型コロナの影響を受ける前は、
薬剤師1人当たりの技術料が概ね維持・確保されている構図が続いてきた。調剤技術料に占める調剤基本料、調剤料及び薬学管理料の割合も過去10
年間でほとんど変化がなく、対物業務から対人業務への構造転換を図る姿勢が見えない。
〇 調剤報酬のあり方について体系的見直しが不可欠である。
薬剤師数の増加については、将来的に薬剤師が過剰になると予想されており、増加傾向にある薬学部・薬科大学の入学定員数の抑制も含め教育の質の
向上に資する、適正な定員規模のあり方や仕組みなどを早急に検討し、対応策が実行されなければならない。
大臣合意における制度改革事項
◆薬学部数及び入学定員の推移
令和4年度診療報酬
費用対効果を踏まえた後発医薬品の調
剤体制加算の見直し
○後発医薬品調剤体制加算の後発医薬品使用割合の厳格化
入学定員
16,000
多店舗を有する薬局等の評価の適正化
○多店舗を有する薬局の調剤基本料の引下げ 42点⇒32点
○敷地内薬局の調剤基本料の引下げ
9点⇒7点
14,000
140
薬局従事薬剤師1人当たりの処方せん枚数
処方せん1枚当たり技術料
薬局従事薬剤師一人当たり技術料
120
103
110
100
12,000
薬局従事薬剤師数
130
101
100
90
101
100
105
103
102
99
108
105
101
97
111
105
114
106
100
100
96
94
118
107
121
109
99
99
93
91
124
127
130
10,000
109
98
90
112
99
88
91
77
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
入学定員 6年制
2017
70
H15~H20の6年間
に28学部が新設
薬学部数
60
S24(新制大学発足)
19学部(入学定員1,565人)
50
117
80
70
入学定員 4年制
入学定員 旧4年制
◆薬局薬剤師一人当たり技術料等の推移(2010年=100)
薬学部数
80
R2現在:77学部(入学定員13,050人)
(6年制11,602人、4年制1,448人)
2018
2019
(出所)厚生労働省「調剤医療費(電算処理分)の動向」、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」等
(注)薬局従事薬剤師数の奇数年度は、直近年度からの推計値。
2020
(年度)
8,000
40
6,000
30
4,000
20
2,000
10
0
S24 S30
S40
S50
S60H元
H10
H20
0
H30 R2
(出所)厚生労働省「第10回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」資料