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とりまとめ (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00032.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度とりまとめ 10/27)《厚生労働省》 |
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特定集中治療室管理料における適切な研修を修了した看護師の配置をみると、特定集
中治療室1では平均2人を超えており、特定集中治療室2では3人を超えていた。ま
た、適切な研修を修了した看護師のうち、特定行為研修修了者の配置状況をみると、
1人以上配置している割合が3割前後であった。
特定集中治療室管理料における看護師配置要件について、適切な研修を修了した専任
の常勤看護師を2名組み合わせることにより配置要件を満たしているのは、特定集中
治療室1では5割を超えていた。
人工呼吸器を装着する患者に対して自立したケアを行える看護師は少なく、今般のコ
ロナ禍において、ICU で重症患者をケアできるような専門性の高い看護師の確保の重要
性がみられたことから、専門性の高い看護師の配置をより強化していくべきとの指摘
があった。
2-4.バイオクリーンルームについて (別添資料 P147~P153)
治療室ごとにバイオクリーンルームの設置状況をみると、原則としてバイオクリーン
ルームの設置が施設基準となっている治療室においても、バイオクリーンルームの設
置にはばらつきがあった。
バイオクリーンルームに入室させる患者の疾患・状態について治療室別にみると、「特
段患者の疾患・病態を定めていない」と回答した医療機関の割合が高い傾向であっ
た。
日本集中治療医学会の策定した指針も踏まえ、バイオクリーンルームの在り方につい
ては検討が必要、との指摘があった。
3. 短期滞在手術等基本料について (別添資料 P154~P197)
短期滞在手術等基本料1(日帰り手術)の算定回数は、令和元年まで増加を続けてい
た。届出病院・診療所数は、いずれも令和2年まで増加を続けていた。
短期滞在手術等基本料2(1泊2日入院による手術)の算定回数については、対象手
術は算定されているものの、平成 28 年度以降、減少傾向であり、近年は数十回程度と
なっていた。
短期滞在手術等基本料2の対象手術の平均在院日数は、2日を大きく上回るものも存
在した。短期滞在手術等基本料2の対象となっている手術は、入院外で実施される割
合は低いものの、一部、入院外での実施割合が高い手術が存在した。
短期滞在手術等基本料2は、一部の条件の整った症例でのみ算定することができる実
態があるのではないか、という指摘を踏まえ、短期滞在手術等基本料2の対象手術の
在院日数の分布を確認したところ、2日以内に退院している症例は、いずれの手術に
おいても、僅少であった。
短期滞在手術等基本料2については、算定回数が少ないことや、平均在院日数等の実
態が、1泊2日入院による手術の評価に見合っていないことなどから、実態にあわせ
て見直す必要があるのではないか、という指摘があった。
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特定集中治療室管理料における適切な研修を修了した看護師の配置をみると、特定集
中治療室1では平均2人を超えており、特定集中治療室2では3人を超えていた。ま
た、適切な研修を修了した看護師のうち、特定行為研修修了者の配置状況をみると、
1人以上配置している割合が3割前後であった。
特定集中治療室管理料における看護師配置要件について、適切な研修を修了した専任
の常勤看護師を2名組み合わせることにより配置要件を満たしているのは、特定集中
治療室1では5割を超えていた。
人工呼吸器を装着する患者に対して自立したケアを行える看護師は少なく、今般のコ
ロナ禍において、ICU で重症患者をケアできるような専門性の高い看護師の確保の重要
性がみられたことから、専門性の高い看護師の配置をより強化していくべきとの指摘
があった。
2-4.バイオクリーンルームについて (別添資料 P147~P153)
治療室ごとにバイオクリーンルームの設置状況をみると、原則としてバイオクリーン
ルームの設置が施設基準となっている治療室においても、バイオクリーンルームの設
置にはばらつきがあった。
バイオクリーンルームに入室させる患者の疾患・状態について治療室別にみると、「特
段患者の疾患・病態を定めていない」と回答した医療機関の割合が高い傾向であっ
た。
日本集中治療医学会の策定した指針も踏まえ、バイオクリーンルームの在り方につい
ては検討が必要、との指摘があった。
3. 短期滞在手術等基本料について (別添資料 P154~P197)
短期滞在手術等基本料1(日帰り手術)の算定回数は、令和元年まで増加を続けてい
た。届出病院・診療所数は、いずれも令和2年まで増加を続けていた。
短期滞在手術等基本料2(1泊2日入院による手術)の算定回数については、対象手
術は算定されているものの、平成 28 年度以降、減少傾向であり、近年は数十回程度と
なっていた。
短期滞在手術等基本料2の対象手術の平均在院日数は、2日を大きく上回るものも存
在した。短期滞在手術等基本料2の対象となっている手術は、入院外で実施される割
合は低いものの、一部、入院外での実施割合が高い手術が存在した。
短期滞在手術等基本料2は、一部の条件の整った症例でのみ算定することができる実
態があるのではないか、という指摘を踏まえ、短期滞在手術等基本料2の対象手術の
在院日数の分布を確認したところ、2日以内に退院している症例は、いずれの手術に
おいても、僅少であった。
短期滞在手術等基本料2については、算定回数が少ないことや、平均在院日数等の実
態が、1泊2日入院による手術の評価に見合っていないことなどから、実態にあわせ
て見直す必要があるのではないか、という指摘があった。
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