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とりまとめ (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00032.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度とりまとめ 10/27)《厚生労働省》 |
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ある患者の割合について「自宅等」及び「その他」から入棟した患者で高く、「一般病
棟」から入棟した患者は低かった。入院料包括範囲の検査やリハビリ等を出来高換算し
た点数について、投薬・検査・処置等は、自宅等から入棟した患者及びその他の患者が、
一般病棟から入棟した患者より高かった。
「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の病棟」と「自宅等から入棟した割合が8割以
上の病棟」にそれぞれ入院している患者の医療的な状態は、「自院の一般病棟からの転
棟が8割以上の病棟」の方が、
「安定している」患者の割合が高く、
「常時~時々、不安
定である」患者の割合が低かった。医師による診察の頻度は、「自院の一般病棟からの
転棟が8割以上の病棟」の方が、
「週1回程度以下、医師による診察が必要」である患者
の割合が高く、「常時~毎日、医師による診察が必要」である患者の割合が低かった。
「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の医療機関」と「自宅等からの入棟が8割以上
の医療機関」それぞれに入院する患者の入院料包括範囲の検査やリハビリ等を出来高換
算した点数は、投薬・検査・処置等は、
「自宅等からの入棟が8割以上の医療機関」の方
が、「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の医療機関」より高かった。
一般病床で地域包括ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合と療養病床で地域包括
ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合とで比較した、それぞれに入院する患者の
病床種別毎の退棟先については、あまり差はみられなかった。
療養病床で地域包括ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合は、一般病床で地域包
括ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合と比較し、平均在棟日数が長かった。
救急実施の割合について、一般病床の地域包括ケア病棟を有する医療機関では約9割、
療養病床の地域包括ケア病棟を有する医療機関では約4分の1であった。
一般病床の地域包括ケア病棟と療養病床の地域包括ケア病棟では、入棟元の構成割合の
分布は、類似していた。
医師による診察の頻度について、常時~毎日医師による診察が必要な患者は、一般病床
では約4割、療養病床では約2割であった。入院料包括範囲の検査やリハビリ等を出来
高換算した点数は一般病床の方が高かった。
「投薬・検査・処置等」の点数は一般病床の
ほうが療養病床と比較して高く、「リハビリテーション」の点数は療養病棟の方が高か
った。
「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の病棟」と「自宅等から入棟した割合が8割以
上の病棟」を病床種別で分け、それぞれに入院している患者の医師による診察の頻度に
ついて、「常時~毎日医師による診察が必要」である患者の割合は、一般病床の方が療
養病床よりも高かった。
地域包括ケア病棟に求められる3つの役割について、病床規模や病床種別による患者
の背景・地域における運用の在り方等が異なることも踏まえつつ、役割の一部しか担
えていない場合の評価について他の場合と分けて考えることなど、地域包括ケア病棟
の機能の差を踏まえた評価について検討を行うべき、との指摘があった。
地域包括ケア病棟入院料・管理料においては、入退院支援部門を置くことを求めている
が、入退院支援加算1を届け出ている割合は約4割であった。
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棟」から入棟した患者は低かった。入院料包括範囲の検査やリハビリ等を出来高換算し
た点数について、投薬・検査・処置等は、自宅等から入棟した患者及びその他の患者が、
一般病棟から入棟した患者より高かった。
「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の病棟」と「自宅等から入棟した割合が8割以
上の病棟」にそれぞれ入院している患者の医療的な状態は、「自院の一般病棟からの転
棟が8割以上の病棟」の方が、
「安定している」患者の割合が高く、
「常時~時々、不安
定である」患者の割合が低かった。医師による診察の頻度は、「自院の一般病棟からの
転棟が8割以上の病棟」の方が、
「週1回程度以下、医師による診察が必要」である患者
の割合が高く、「常時~毎日、医師による診察が必要」である患者の割合が低かった。
「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の医療機関」と「自宅等からの入棟が8割以上
の医療機関」それぞれに入院する患者の入院料包括範囲の検査やリハビリ等を出来高換
算した点数は、投薬・検査・処置等は、
「自宅等からの入棟が8割以上の医療機関」の方
が、「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の医療機関」より高かった。
一般病床で地域包括ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合と療養病床で地域包括
ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合とで比較した、それぞれに入院する患者の
病床種別毎の退棟先については、あまり差はみられなかった。
療養病床で地域包括ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合は、一般病床で地域包
括ケア病棟入院料・管理料を届け出ている場合と比較し、平均在棟日数が長かった。
救急実施の割合について、一般病床の地域包括ケア病棟を有する医療機関では約9割、
療養病床の地域包括ケア病棟を有する医療機関では約4分の1であった。
一般病床の地域包括ケア病棟と療養病床の地域包括ケア病棟では、入棟元の構成割合の
分布は、類似していた。
医師による診察の頻度について、常時~毎日医師による診察が必要な患者は、一般病床
では約4割、療養病床では約2割であった。入院料包括範囲の検査やリハビリ等を出来
高換算した点数は一般病床の方が高かった。
「投薬・検査・処置等」の点数は一般病床の
ほうが療養病床と比較して高く、「リハビリテーション」の点数は療養病棟の方が高か
った。
「自院の一般病棟からの転棟が8割以上の病棟」と「自宅等から入棟した割合が8割以
上の病棟」を病床種別で分け、それぞれに入院している患者の医師による診察の頻度に
ついて、「常時~毎日医師による診察が必要」である患者の割合は、一般病床の方が療
養病床よりも高かった。
地域包括ケア病棟に求められる3つの役割について、病床規模や病床種別による患者
の背景・地域における運用の在り方等が異なることも踏まえつつ、役割の一部しか担
えていない場合の評価について他の場合と分けて考えることなど、地域包括ケア病棟
の機能の差を踏まえた評価について検討を行うべき、との指摘があった。
地域包括ケア病棟入院料・管理料においては、入退院支援部門を置くことを求めている
が、入退院支援加算1を届け出ている割合は約4割であった。
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