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とりまとめ (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00032.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度とりまとめ 10/27)《厚生労働省》
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また、機能評価係数の体制評価指数については、既に評価項目の満点に達している病

院にとっては、評価項目が見直されても、実態の変化につながらないのではないか、
という指摘があったことを踏まえ、体制評価指数の状況について分析を行った。
 体制評価指数について、総得点が上限に達している割合は、大学病院本院群、DPC 特
定病院群、DPC 標準病院群で、それぞれ2%、1%、4%であることが分かった。
(1) 体制評価指数
 地域医療指数の体制評価指数においては、医療計画5疾病5事業等における急性期入
院医療について、各項目ごとの評価を行っている。
 令和3年通常国会において成立した改正医療法においては、医療計画の記載事項に
「新興感染症等の感染拡大時における医療」を盛り込むこととしており、第8次医療
計画(2024 年度~2029 年度)から「5疾病6事業」となる見込みとなっている。





これを踏まえ、新興感染症等に係る医療への体制を評価項目に組み込むことについて
議論を行った。
現在、新型コロナウイルス感染症に対応している状況であるとともに、今後の感染症
への備えという観点からも、体制評価指数の中で評価を行うことが重要ではないか、
という指摘があった。
さらに、個別の項目について議論を行った。
① 新型コロナウイルス感染症
- 評価項目において「感染症」を組み込むとすれば、現在、「その他」に位置づけられ
ている「新型インフルエンザ対策」は「感染症」の評価項目において位置づけること
が考えられるのではないか、という指摘があった
- また、令和3年2月 13 日に施行された、改正特措法及び改正感染症法においては、
新型コロナウイルス感染症が「新型インフルエンザ等感染症」に位置づけられ、同様
の措置を講ずることができることとされたことを踏まえると、新型コロナウイルス感
染症への対応も、「感染症」において位置づけていくことが考えられるのではない
か、という指摘があった。
- また、新型コロナウイルス感染症を踏まえた取組として、病院の稼働状況等につい
て G-MIS で一元的に把握・支援し、必要な医療提供体制を確保することへつなげてい
くこととしていることから、既に「災害」において位置づけられている EMIS と類似
した対応を行うことが考えられるのではないか、という指摘があった。
② へき地
- 「へき地」は、現在の評価項目の1つであり、「へき地拠点病院の指定」又は「社会
医療法人認可におけるへき地医療の要件を満たしていること」に対し評価を行ってい
る。
- へき地医療拠点病院については、第7次医療計画の際に、へき地への巡回診療、へ
き地診療所等への医師派遣及び代診医派遣(主要3事業)の回数については、年 12
回以上と数値目標が通知(※)されている。
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