よむ、つかう、まなぶ。
とりまとめ (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00032.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和3年度とりまとめ 10/27)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
者の状態の割合や平均年齢等を比較した。運動FIMの変化が大きい病棟は小さい病
棟と比較すると、自院からの転棟割合が低く、在院日数が長い傾向であった。
回復期リハビリテーション病棟入院料において設けている診療に係る施設基準の全要
件の該当状況については、入院料5及び6において、「重症者の割合」及び「リハビリ
テーション実績指数」を満たせていない医療機関が多かった。
回復期リハビリテーション病棟入院料を届け出ている病棟について、令和2年3月時
点の届出入院料毎に、半年後の令和2年 10 月時点の届出入院料を比較した。入院料
1、2、3、4においては、同一の入院料を届け出ている割合が8割を超えていた。
一方、入院料5、6において、別の入院料へ移行していたのはそれぞれ2割超、5割
超であった。
令和元年3月時点の届出入院料毎に、1年後の令和2年3月時点の届出入院料を比較
した。入院料1、2、3では、同一の入院料を届け出ている割合が約8割であった。
一方、入院料5、6において別の入院料へ移行していたのは、それぞれ2割超、5割
超であった。
半年間で別の入院料へ移行した割合と1年間で別の入院料へ移行した割合との差は、
入院料2、4よりも、入院料5、6の方が小さかった。
回復期リハビリテーション病棟入院料の届出からの年数について、令和3年8月時点
の届出入院料毎に比較した。届出から 10 年未満の病棟は、入院料1~4では3~5割
であったのに対し、入院料5では約 85%、入院料6では約 64%であった。
回復期リハビリテーション病棟入院料5及び6について、新規届出を行う場合に届け
出る入院料であるところ、実績指数が悪い・FIM の変化が小さいこと等から他の入院
料を届け出られないまま何年も5又は6を引き続き届け出ているケースがあることを
踏まえ、入院料5及び6の在り方については、対応を検討するべき、との指摘があっ
た。
6-2.リハビリテーションを要する状態について (別添資料 P423~P430)
回復期リハビリテーションを要する状態に心大血管疾患リハビリテーションの対象患
者が含まれていないが、回復期リハビリテーション病棟入院料を算定している医療機
関において、心大血管疾患リハビリテーション料を届け出ている医療機関が存在し
た。
心大血管疾患リハビリテーション料の届出ありとなしとで、理学療法士数については
大きな差はみられなかった。作業療法士数と言語聴覚士数については届出なしの方が
多かった。
心大血管疾患の患者数、心大血管疾患リハビリテーションの実施数は年々増加してい
る、という実態が見られた。加えて、関係学会が作成したガイドラインにおいても、
回復期において心臓リハビリテーションのニーズがあることが示されていた。
循環器疾患患者への回復期リハビリテーションは今後さらに重要となり、現に回復期
リハビリテーション病棟を有する医療機関で心大血管疾患リハビリテーション料を届
21
棟と比較すると、自院からの転棟割合が低く、在院日数が長い傾向であった。
回復期リハビリテーション病棟入院料において設けている診療に係る施設基準の全要
件の該当状況については、入院料5及び6において、「重症者の割合」及び「リハビリ
テーション実績指数」を満たせていない医療機関が多かった。
回復期リハビリテーション病棟入院料を届け出ている病棟について、令和2年3月時
点の届出入院料毎に、半年後の令和2年 10 月時点の届出入院料を比較した。入院料
1、2、3、4においては、同一の入院料を届け出ている割合が8割を超えていた。
一方、入院料5、6において、別の入院料へ移行していたのはそれぞれ2割超、5割
超であった。
令和元年3月時点の届出入院料毎に、1年後の令和2年3月時点の届出入院料を比較
した。入院料1、2、3では、同一の入院料を届け出ている割合が約8割であった。
一方、入院料5、6において別の入院料へ移行していたのは、それぞれ2割超、5割
超であった。
半年間で別の入院料へ移行した割合と1年間で別の入院料へ移行した割合との差は、
入院料2、4よりも、入院料5、6の方が小さかった。
回復期リハビリテーション病棟入院料の届出からの年数について、令和3年8月時点
の届出入院料毎に比較した。届出から 10 年未満の病棟は、入院料1~4では3~5割
であったのに対し、入院料5では約 85%、入院料6では約 64%であった。
回復期リハビリテーション病棟入院料5及び6について、新規届出を行う場合に届け
出る入院料であるところ、実績指数が悪い・FIM の変化が小さいこと等から他の入院
料を届け出られないまま何年も5又は6を引き続き届け出ているケースがあることを
踏まえ、入院料5及び6の在り方については、対応を検討するべき、との指摘があっ
た。
6-2.リハビリテーションを要する状態について (別添資料 P423~P430)
回復期リハビリテーションを要する状態に心大血管疾患リハビリテーションの対象患
者が含まれていないが、回復期リハビリテーション病棟入院料を算定している医療機
関において、心大血管疾患リハビリテーション料を届け出ている医療機関が存在し
た。
心大血管疾患リハビリテーション料の届出ありとなしとで、理学療法士数については
大きな差はみられなかった。作業療法士数と言語聴覚士数については届出なしの方が
多かった。
心大血管疾患の患者数、心大血管疾患リハビリテーションの実施数は年々増加してい
る、という実態が見られた。加えて、関係学会が作成したガイドラインにおいても、
回復期において心臓リハビリテーションのニーズがあることが示されていた。
循環器疾患患者への回復期リハビリテーションは今後さらに重要となり、現に回復期
リハビリテーション病棟を有する医療機関で心大血管疾患リハビリテーション料を届
21