最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (150 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
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背景
○ 将来を担う次世代の健康を⽀えるため、妊婦や⼦どもの健康増進が重要であり、⼦どもの頃から
の健全な⽣活習慣の獲得及び適正体重の⼦どもの増加を⽬標とする。
○ 背景として、⼦どもの朝⾷⽋⾷、孤⾷等の⾷⽣活の課題や遊びを含む運動習慣のある⼦どもの
減少、肥満の割合の⾼⽌まりややせの増加がある。さらに、胎児期から乳児期の環境が将来の健
康に及ぼす影響(DOHaD: Developmental Origins of Health and Disease※1)の概
念
1)2)3)
が注⽬される中、胎児期からの⽣活習慣病予防の視点
4)5)
からも、成育期サイクル
における健康増進と⽣活習慣の獲得は成⼈期、⾼齢期の健康の基盤として重要である(図表Ⅱ-3(2)-1)6)。
○ 本領域の⽬標は①健康な⽣活習慣(栄養・⾷⽣活、運動)を有する⼦どもの割合の増加(ア
朝・昼・⼣の三⾷を必ず⾷べることに気をつけて⾷事をしている⼦どもの割合の増加、イ 運動やス
ポーツを習慣的に⾏っていない⼦どもの割合の減少)と②適正体重の⼦どもの増加(ア 全出⽣
数中の低出⽣体重児の割合の減少、イ 肥満傾向にある⼦どもの割合の減少)である(図表Ⅱ3-(2)-2、図表Ⅱ-3-(2)-3)。
図表Ⅱ-3-(2)-1︓成育サイクルと⽣涯の健康課題
資料︓AMEDが⽰した成育サイクルの図を基に健康⽇本 21(第⼆次)推進専⾨委員会にお
いて作図
※1
DOHaD とは「将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、⼩児期や⽣後早期の環境の影響を強く受
けて決定される」という概念。
3.(2)次世代の健康
172
第3章 Ⅱ