最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
体格及び⽣活習慣に関する都道府県格差の状況
〜健康⽇本 21(第⼆次)分析評価事業(受託先︓国⽴研究開発法⼈医薬基盤・健康・栄養研究所)より〜
健康⽇本 21(第⼆次)では、基本的な⽅向の⼀つとして「健康寿命の延伸と健康格差の縮⼩」を掲げている。健
康格差の縮⼩に関する⽬標として設定されている項⽬は「⽇常⽣活に制限のない期間の平均の都道府県格差の縮⼩」
であるが、体格及び⽣活習慣に関する⽬標項⽬についても健康⽇本 21(第⼆次)の実施期間中に都道府県格差
が縮⼩⼜は拡⼤したかを評価することを⽬的に国⺠健康・栄養調査結果の特別集計を⾏った。
※集計⽅法等の詳細は、第 16 回健康⽇本 21(第⼆次)推進専⾨委員会資料3-6を参照
○BMI の全国平均値は、平成 24 年と⽐較して平成 29〜令和元年は、男性ではやや増加(23.6kg/m2⇒24.0
kg/m2)しており、⼥性では⼤きな差はみられなかった(22.5 kg/m2⇒22.6 kg/m2)。都道府県間の格差は、男
⼥ともに平成 24 年と平成 29〜令和元年の2時点間で有意な変化はなかった(図 1-1、図 1-2)。
図1︓BMI の分布の推移
2
(kg/m )
図1-1 20〜69 歳男性
2
図1-2 40〜69 歳⼥性
(kg/m )
27
26
平成24年(SD=0.29)
26
平成24年(SD=0.38)
25
平成29〜令和元年(SD=0.15)
24
BMI
BMI
25
平成29〜令和元年(SD=0.33)
24
23
22
SD: 都道府県差の標準偏差(地域格差指標)
値が大きいほど(直線の傾きが急なほど)
格差が大きいことを意味する。
22
23
SD: 都道府県差の標準偏差(地域格差指標)
値が大きいほど(直線の傾きが急なほど)
格差が大きいことを意味する。
21
-2
-1
0
1
2
-2
-1
0
1
2
○⾷塩摂取量の全国平均値は、平成 24 年と⽐較して平成 29〜令和元年では減少し、改善傾向が⾒られた
(10.4g/⽇⇒10.0g/⽇)。また、都道府県間の格差も縮⼩した(図2)。
図2︓⾷塩摂取量の分布の推移(20 歳以上、男⼥計)
(g/⽇)
12
平成24年(SD=0.60)
平成29〜令和元年(SD=0.37)
⾷塩摂取量
11
10
9
SD: 都道府県差の標準偏差(地域格差指標)
値が大きいほど(直線の傾きが急なほど)
格差が大きいことを意味する。
8
-2
-1
0
1
2
1.健康寿命の延伸と健康格差の縮⼩
第3章 Ⅱ
47