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資 料3-3 令和4年度第3回安全技術調査会の審議結果について (133 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29732.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第3回 12/14)《厚生労働省》
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令和4年度第3回安全技術調査会

参考資料4-8
台湾からの 100 例の確定患者とその濃厚接触者 2761 人に関する報告によると、濃厚接触者のうち 22 人
が発症した(1)。発症したのは、発症前または発症から 5 日以内の確定患者と接触した人だけであり、発
症から 6 日以降に確定患者と接触した人のうち発症者はいなかった(図 1)
。また、入院患者の気道検体
を用いた研究では、ウイルス培養が陽性となったのは発症後 8 日までであり、発症 9 日後以降の検体は
全てウイルス培養陰性であった(2)。ウイルス培養が陽性となる期間は感染性のある期間と考えられるた
め、発症 9 日目以降は感染性がなくなる可能性がある。厚生労働省の退院基準が発症 14 日目以降から発
症 10 日目以降へと、入院期間が短縮されてきたことは、これらの知見が根拠となっている。
1.

He X, Lau EHY, Wu P, Deng X, Wang J, Hao X, et al. Temporal dynamics in viral shedding and

transmissibility of COVID-19. Nat Med. 2020;26(5):672-5.
2.

Wölfel R, Corman VM, Guggemos W, Seilmaier M, Zange S, Müller MA, et al. Virological assessment

of hospitalized patients with COVID-2019. Nature. 2020;581(7809):465-9.

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