資 料3-3 令和4年度第3回安全技術調査会の審議結果について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29732.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第3回 12/14)《厚生労働省》 |
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1 開催日時・場所
令和4年 10 月 25 日(火)15:00~17:00
赤坂インターシティコンファレンス4階 404
(東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティ AIR4階)(Web 会議)
2 出席者 ※敬称略
○安全技術調査会委員(10 名)※五十音順
朝比奈 靖浩、天野 景裕、内田 恵理子、大隈 和、岡崎 仁、岡田 義昭、熊川 みどり、
長村 登紀子、濵口 功、脇田 隆字(欠席 荒戸 照世)
〇日本赤十字社(3名)
佐竹 正博、松田 由浩、後藤 直子
○参考人(2名)
水上 拓郎(国立感染症研究所 次世代生物学的製剤研究センター 第1室 室長)
手塚 健太(国立感染症研究所 次世代生物学的製剤研究センター 第2室 主任研究官)
3 議事概要
○議題1 感染症安全対策体制整備事業について
本事業は血液対策課が国立感染症研究所に実施を依頼している事業であり、日本の献血
血液への混入のリスクのある病原体について、高感度の核酸検査法や標準品・参照品パネル
を整備し、将来的な血液の安全性対策に資することを目的としている。
水上参考人より、2021 年度の成果として、令和2年度に開発した SARS-CoV-2 に対する高
感度核酸検査法を発展させ、複数の高感度 Primer を組み合わせた Multiplex 高感度核酸検
査法を開発したこと、SARS-CoV-2 核酸検査法のための変異株参照パネルを構築したこと等
が報告された。2022 年度は、ジカウイルス・チクングニアウイルスに対する高感度核酸検
査法の国内標準品の整備等に取り組む予定であることが報告された。
(委員からの主なご意見)
今年度事業において実施予定とする内容の中に、ジカウイルスに対する検査法の国内
標準品の整備が含まれているが、米国においてはジカウイルスについて、血液上の安全
性の監視の必要性を低いとする報告もあるので、ジカウイルスよりもデングウイルス
について優先的に対応した方が良いのではないか。
○議題2 NAT コントロールサーベイ事業について
本事業は血液対策課が国立感染症研究所に実施を依頼している事業であり、国内の NAT 実
施施設における NAT の精度管理の実情を把握することを目的としている。
手塚参考人より、2021 年度の成果として、HBV、HCV、HIV-1、HEV の 4 ウイルスパネルを
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