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資 料3-3 令和4年度第3回安全技術調査会の審議結果について (65 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29732.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第3回 12/14)《厚生労働省》
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罹患後症状の頻度・持続期間①
多く認められる罹患後症状

7

【図1】代表的な罹患後症状の経時的変化(日本)

【表1】
系統的レビュー①

【表2】
系統的レビュー②

倦怠感

40%

倦怠感

28%

息切れ

36%

関節痛

26%

嗅覚障害

24%

抑うつ

23%

不安

22%

不安

22%



17%

記憶障害

19%

味覚障害

16%

息切れ

18%

抑うつ

15%

集中力低下

18%

不眠

12%

12カ月後に5%以上残存していた症状

【表3】罹患後症状の世代別検討(日本)
n 英国では51万人の地域住民調査(REACT-2試験)
で、COVID-19罹患者約76,000人のうち37.7%が
12週以上遷延する何らかの症状を認めた。
(ただし、その後の約10万人の地域住民の検討
では21.6%に減少)
n また別の海外の57の報告(計約25万人)の系統
的レビューでは、診断あるいは退院後6カ月か
それ以上で何らかの症状を有するのは54%と報
告されている。

世代別/診断後

3カ月

6カ月

12カ月

若年者(40歳以下)

43.6%

39.0%

32.4%

中年者(41〜64歳)

51.9%

45.4%

37.7%

高齢者(65歳以上)

40.1%

34.1%

28.2%

n 診断12カ月後でも罹患者全体の30%以上に1つ以上の症状が認められた。
n いずれも中年者で罹患後症状を認める割合が高かった。

【表1】海外での45の報告(計9,751例)の系統的レビュー。COVID-19の診断/発症/入院後2カ月あるいは退院/回復後1カ月を経過した患者では、72.5%が何らかの症
状を訴えており、多い順に並べた。
【表2】武漢からの報告を含めた18の報告(計8,591例)の系統的レビュー。罹患後12カ月時点で見られた症状を多い順に並べた。
【図1】【表3】COVID-19と診断され入院歴のある患者(1,066例)の追跡調査。
新型コロナウイルス感染症COVID-19 診療の手引き
図1は大隈が一部改変

別冊

罹患後症状のマネジメント

62

第1.1版(2022/6)