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資料4:看護師等確保基本指針改定案(新旧対照表) (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html |
出典情報 | 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》 |
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看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(令和●年文
看護婦等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(平成4年文
部科学省/厚生労働省告示第●号)
【新】
部省/厚生省/労働省告示第1号)
【旧】 ※横書き化している
問することが多く、利用者等からの密室によるハラスメントの危険性が高
いことを踏まえ、訪問看護を想定した取組を推進することも重要である。
六 チーム医療の推進、タスク・シフト/シェア
六 病院等における看護業務及び看護部門の位置付けの明確化
チーム医療とは、
「医療に従事する多種多様な医療スタッフが、各々の高
看護婦等は、病院等において医療チームの一員として業務を行っている
い専門性を前提に、目的と情報を共有し、業務を分担しつつも互いに連携・
が、離職理由の中には医師等医療関係者がチーム医療の一端を担う看護婦
補完し合い、患者の状況に的確に対応した医療を提供すること」とされて
等の役割について認識が十分でないことに伴う人間関係への不満が見ら
いる。
れる。
患者へのきめ細やかなケアや医療従事者の負担軽減を進めるため、今
後、更にチーム医療の考え方を進めていく必要がある。
看護婦等が生きがいを持って専門職としての力を発揮できる体制を構
築していくためには、病院等における看護業務及び看護部門の位置付けを
チーム医療の推進のためには、看護師等が、他の医療従事者と連携を図
明確化していくよう看護部門だけでなく、管理者以下病院等全体として組
り、安全性の確保に十分配慮しつつ、自らの能力を十分に発揮できるよう
織的な取組を行い、職場の人間関係の改善に努めるという視点が重要であ
にすることが必要であり、病院等の管理者は、こうした勤務環境の整備に
る。
努めることが求められる。
また、医学教育、医師の研修、病院経営者の研修等にチーム医療の考え
チーム医療を推進する際には、看護の専門性を一層発揮するため、医療
方や概念を取り入れる等の方策により、病院等における看護業務及び看護
従事者の合意形成の下、業務の移管や共同化(タスク・シフティング、タ
部門の位置付けを明確にするための環境づくりを進めていくことも必要
スク・シェアリング)を進めていくことも重要である。例えば、特定行為
である。
研修(保健師助産師看護師法第 37 条の2第2項第4号に規定する特定行
為研修をいう。以下同じ。
)は、看護師の資質向上に資するとともに、医師
とのタスク・シフト/シェアとして医師の労働時間短縮への効果も期待さ
れる。
また、看護師等がより専門性を発揮できるようにするためには、看護師
等から看護補助者へのタスク・シフト/シェアを進めるなど、協働を推進
していくことが重要である。このため、看護補助者への研修を進めて、技
能の向上を図るとともに、看護管理者や看護師等が看護補助者との協働を
円滑に実施するための知識や方法について理解を深め、活用の仕組みや体
制を構築する能力を身につけることが望まれる。
20
看護婦等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(平成4年文
部科学省/厚生労働省告示第●号)
【新】
部省/厚生省/労働省告示第1号)
【旧】 ※横書き化している
問することが多く、利用者等からの密室によるハラスメントの危険性が高
いことを踏まえ、訪問看護を想定した取組を推進することも重要である。
六 チーム医療の推進、タスク・シフト/シェア
六 病院等における看護業務及び看護部門の位置付けの明確化
チーム医療とは、
「医療に従事する多種多様な医療スタッフが、各々の高
看護婦等は、病院等において医療チームの一員として業務を行っている
い専門性を前提に、目的と情報を共有し、業務を分担しつつも互いに連携・
が、離職理由の中には医師等医療関係者がチーム医療の一端を担う看護婦
補完し合い、患者の状況に的確に対応した医療を提供すること」とされて
等の役割について認識が十分でないことに伴う人間関係への不満が見ら
いる。
れる。
患者へのきめ細やかなケアや医療従事者の負担軽減を進めるため、今
後、更にチーム医療の考え方を進めていく必要がある。
看護婦等が生きがいを持って専門職としての力を発揮できる体制を構
築していくためには、病院等における看護業務及び看護部門の位置付けを
チーム医療の推進のためには、看護師等が、他の医療従事者と連携を図
明確化していくよう看護部門だけでなく、管理者以下病院等全体として組
り、安全性の確保に十分配慮しつつ、自らの能力を十分に発揮できるよう
織的な取組を行い、職場の人間関係の改善に努めるという視点が重要であ
にすることが必要であり、病院等の管理者は、こうした勤務環境の整備に
る。
努めることが求められる。
また、医学教育、医師の研修、病院経営者の研修等にチーム医療の考え
チーム医療を推進する際には、看護の専門性を一層発揮するため、医療
方や概念を取り入れる等の方策により、病院等における看護業務及び看護
従事者の合意形成の下、業務の移管や共同化(タスク・シフティング、タ
部門の位置付けを明確にするための環境づくりを進めていくことも必要
スク・シェアリング)を進めていくことも重要である。例えば、特定行為
である。
研修(保健師助産師看護師法第 37 条の2第2項第4号に規定する特定行
為研修をいう。以下同じ。
)は、看護師の資質向上に資するとともに、医師
とのタスク・シフト/シェアとして医師の労働時間短縮への効果も期待さ
れる。
また、看護師等がより専門性を発揮できるようにするためには、看護師
等から看護補助者へのタスク・シフト/シェアを進めるなど、協働を推進
していくことが重要である。このため、看護補助者への研修を進めて、技
能の向上を図るとともに、看護管理者や看護師等が看護補助者との協働を
円滑に実施するための知識や方法について理解を深め、活用の仕組みや体
制を構築する能力を身につけることが望まれる。
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