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資料4:看護師等確保基本指針改定案(新旧対照表) (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html |
出典情報 | 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》 |
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看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(令和●年文
看護婦等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(平成4年文
部科学省/厚生労働省告示第●号)
【新】
部省/厚生省/労働省告示第1号)
【旧】 ※横書き化している
第四 研修等による看護師等の資質の向上に関する事項
第四 看護婦等の資質の向上に関する事項
※改定前の一及び三を統合
医学・医療の高度化・専門化が進む中で、看護業務に直接必要な専門的
知識や技術とともに、ICTの進歩等への対応、地域包括ケアにおける関
係者との調整機能に係る知識等、業務を長期間にわたって継続していくた
めには、多方面にわたる基本的な知識について学習を行う必要がある。ま
た、自らの専門性をより高めていくことも重要である。
看護師等が専門職業人として成長するためには、看護師等がたゆまぬ努
力を重ねる必要があることは当然であるが、国、都道府県、職能団体、病
院等の関係者が協力して、その専門性が適切に評価されつつ、生涯にわた
って継続的に自己研鑽を積むことができるような研修システムの構築や
有給研修制度の積極的導入など、環境の整備に努める必要がある。
特に看護師等はライフイベントによるキャリア中断が多いことから、人
生 100 年時代においては、新人世代から高齢世代までを通じたキャリアの
継続支援が重要である。
このため、国は知識・技術・経験を有する看護師等と現場を的確にマッ
チングするための標準的なポートフォリオを示し、キャリアの可視化と活
用を進めることが重要である。なお、仕事の中断に関わるライフイベント
があるという前提でキャリアの可視化を図るとともに、キャリア中断から
の復帰を含むキャリアアップの道筋を示す工夫を行うことが重要である。
また、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律
(令和3年法律第 37 号。以下「デジタル社会整備法」という。
)による法
等の改正に基づいて令和6年度から運用開始予定の「デジタル改革関連法
を踏まえた看護職の人材活用システム」を活用しながら、研修受講履歴の
可視化を進めることにより、個々の看護師等が領域・組織横断的なキャリ
ア形成を行っていくことを推進することが重要である。
病院等においては、看護師等のキャリア形成支援に取り組むとともに、
キャリア形成に資する研修等の機会の提供に努めるべきである。看護師等
一 生涯にわたる研修等による資質の向上
21
一
生涯にわたる研修の必要性
医学・医療の高度化・専門化が進む中で、看護業務に直接必要な専門的
知識や技術とともに、コンピューターの導入等による新しい体制への対応
等、業務を長期間にわたって継続していくためには、多方面にわたる基本
的な知識について学習を行う必要がある。また、自らの専門性をより高め
ていくことも重要である。
患者の人間性、痛みや苦しみへの理解、生への希求や闘病心の支援等患
者の心理やライフスタイルそのものの理解など幅広い豊かな識見も求め
られている。
さらにエイズ、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による院内感染
などの新しい課題や複雑な社会構造の変化に対応するメンタルヘルスケ
アの問題等に積極的に対応していくためにも専門的な視点からの支援が
可能となるように研修を積み重ねることが必要である。
また、人口の高齢化の急激な進展に伴い、老人を対象とした訪問看護や
保健、福祉施設等看護婦等の職域は急速に広がりつつあり、新たな業務と
の調整機能について十分な知識が要求されるほか、看護における専門領域
の確立のためには、研究者による研究活動はもとより、臨床の現場におけ
る知見をそこに働く看護婦等自らが集積していくことも重要である。この
ような観点から、関係者が協力して生涯にわたり自己の能力の開発と発展
を図れるような支援体制を確立する必要がある。
看護婦等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(平成4年文
部科学省/厚生労働省告示第●号)
【新】
部省/厚生省/労働省告示第1号)
【旧】 ※横書き化している
第四 研修等による看護師等の資質の向上に関する事項
第四 看護婦等の資質の向上に関する事項
※改定前の一及び三を統合
医学・医療の高度化・専門化が進む中で、看護業務に直接必要な専門的
知識や技術とともに、ICTの進歩等への対応、地域包括ケアにおける関
係者との調整機能に係る知識等、業務を長期間にわたって継続していくた
めには、多方面にわたる基本的な知識について学習を行う必要がある。ま
た、自らの専門性をより高めていくことも重要である。
看護師等が専門職業人として成長するためには、看護師等がたゆまぬ努
力を重ねる必要があることは当然であるが、国、都道府県、職能団体、病
院等の関係者が協力して、その専門性が適切に評価されつつ、生涯にわた
って継続的に自己研鑽を積むことができるような研修システムの構築や
有給研修制度の積極的導入など、環境の整備に努める必要がある。
特に看護師等はライフイベントによるキャリア中断が多いことから、人
生 100 年時代においては、新人世代から高齢世代までを通じたキャリアの
継続支援が重要である。
このため、国は知識・技術・経験を有する看護師等と現場を的確にマッ
チングするための標準的なポートフォリオを示し、キャリアの可視化と活
用を進めることが重要である。なお、仕事の中断に関わるライフイベント
があるという前提でキャリアの可視化を図るとともに、キャリア中断から
の復帰を含むキャリアアップの道筋を示す工夫を行うことが重要である。
また、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律
(令和3年法律第 37 号。以下「デジタル社会整備法」という。
)による法
等の改正に基づいて令和6年度から運用開始予定の「デジタル改革関連法
を踏まえた看護職の人材活用システム」を活用しながら、研修受講履歴の
可視化を進めることにより、個々の看護師等が領域・組織横断的なキャリ
ア形成を行っていくことを推進することが重要である。
病院等においては、看護師等のキャリア形成支援に取り組むとともに、
キャリア形成に資する研修等の機会の提供に努めるべきである。看護師等
一 生涯にわたる研修等による資質の向上
21
一
生涯にわたる研修の必要性
医学・医療の高度化・専門化が進む中で、看護業務に直接必要な専門的
知識や技術とともに、コンピューターの導入等による新しい体制への対応
等、業務を長期間にわたって継続していくためには、多方面にわたる基本
的な知識について学習を行う必要がある。また、自らの専門性をより高め
ていくことも重要である。
患者の人間性、痛みや苦しみへの理解、生への希求や闘病心の支援等患
者の心理やライフスタイルそのものの理解など幅広い豊かな識見も求め
られている。
さらにエイズ、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による院内感染
などの新しい課題や複雑な社会構造の変化に対応するメンタルヘルスケ
アの問題等に積極的に対応していくためにも専門的な視点からの支援が
可能となるように研修を積み重ねることが必要である。
また、人口の高齢化の急激な進展に伴い、老人を対象とした訪問看護や
保健、福祉施設等看護婦等の職域は急速に広がりつつあり、新たな業務と
の調整機能について十分な知識が要求されるほか、看護における専門領域
の確立のためには、研究者による研究活動はもとより、臨床の現場におけ
る知見をそこに働く看護婦等自らが集積していくことも重要である。この
ような観点から、関係者が協力して生涯にわたり自己の能力の開発と発展
を図れるような支援体制を確立する必要がある。