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資料4:看護師等確保基本指針改定案(新旧対照表) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
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看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(令和●年文

看護婦等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(平成4年文

部科学省/厚生労働省告示第●号)
【新】

部省/厚生省/労働省告示第1号)
【旧】 ※横書き化している

の資質向上のためには、病院等におけるOJT(オン・ザ・ジョブ・トレ
ーニング)だけでなく、院外でのOff-JT(オフ・ザ・ジョブ・トレ
ーニング)も重要であることから、病院等においては、様々な研修方法を
組み合わせ、効果的な研修の実施に努めることが必要である。
看護における専門領域の確立のためには臨床の現場における知見を看
護師等が自ら集積するとともに、看護系大学等が教育・研修において積極
的な役割を果たすことが望まれる。

※改定前の二は四に移行・改定
新人看護師等が基本的な臨床実践能力を獲得するための研修を実施す
ることにより、看護の質の向上及び早期離職防止を図るため、保健師助産
師看護師法及び法の改正により、平成 22 年(2010 年)4月から、新人看
護職員研修(新たに業務に従事する看護師等の臨床研修等をいう。以下同
じ。
)の実施・受講が病院等及び看護師等の努力義務とされた。
基本的な臨床実践能力を獲得するための研修として新人看護職員研修
を実施できる体制の整備を進めるため、「新人看護職員等研修ガイドライ
ン」を定めるとともに、都道府県による新人看護師等を対象とした集合研
修の実施について、地域医療介護総合確保基金を活用できることとしてい
る。
令和4年(2022 年)現在、新人看護師等がいる病院における新人看護職
員研修の実施割合は 97.2%となっており、多くの病院で新人看護職員研
修が実施されている。
今後の新人看護師等の育成に当たっては、新興感染症等の発生も見据え
た持続可能な研修体制の構築、実践能力獲得に向けた効果的な研修の企
画・運営、指導者の指導力向上及び負担の軽減、看護基礎教育との連携に
よる学びの積み重ねや補完、ICTに関する環境整備、研修体制を整備す
る看護管理者の管理能力の充実などが必要である。こうした観点に立っ
て、国において、基礎教育や継続教育の状況も踏まえて、「新人看護職員

二 新人看護職員研修の推進

22

二 指導的管理的立場にある者の研修の必要性
病院等において看護業務を魅力ある働きがいのある業務としていくた
めには、指導的管理的立場にある看護教員や看護管理者は、看護学生の教
育や看護婦等の指導等を通してその実現を図ることができるようにする
必要があり、そのためには看護教員や看護管理者の人間性・社会性を高め、
かつ、看護教育の方法、病棟の管理運営の改善等について、知識・技術の
向上に努めなければならない。
特に、こうした良きリーダーシップを発揮できる看護管理者を養成して
いくため、病院等とともに看護婦等自ら、あるいは職能団体の積極的な取
組も望まれる。