小児夜間休日の往診・外来受診に関する薬剤・特定保険医療材料の処方割合の比較
○ 普段から訪問診療を行っている小児の夜間休日受診では、注射に関する薬剤が薬剤・特定保険医療材
料の処方割合の多くを占めていた。
○ 一方、普段から訪問診療を行っていない小児の夜間休日受診では、上気道炎・アレルギー等の症状に
対する内服薬が薬剤・特定保険医療材料の処方割合の多くを占めていた。
処方割合
順位

往診（15歳未満）
訪問診療あり
(n=454)

外来受診（15歳未満）
訪問診療なし
(n=6779)

訪問診療あり
(n=941)

訪問診療なし
(n=1269457)

1位

大塚生食注 ５０ｍＬ

11.7%

カロナール細粒２０％

27.1%

気管切開後留置用チューブ
（在宅）（カフなし気管切開
チューブ）

10.1%

カロナール錠２００ ２００ｍｇ

3.1%

２位

ソルデム３Ａ輸液 ５００ｍＬ

4.8%

アスベリンドライシロップ２％

13.3%

セフトリアキソンナトリウム静注
用１ｇ「日医工」

9.0%

カロナール細粒２０％

3.1%

3位

ヴィーンＤ輸液 ５００ｍＬ

4.8%

カルボシステインＤＳ５０％「タ
カタ」

12.7%

大塚生食注 ５０ｍＬ

6.7%

シダキュアスギ花粉舌下錠５，
０００ＪＡＵ

2.7%

4位

ヘパフラッシュ１００単位／ｍＬ
シリンジ１０ｍＬ １，０００単位

4.2%

ビオフェルミン配合散

4.6%

ヘパリンＮａロック用１０Ｕ／ｍＬ
シリンジ５ｍＬニプロ ５０Ｕ

5.6%

ミティキュアダニ舌下錠１０，０
００ＪＡＵ

2.5%

5位

デカドロン注射液１．６５ｍｇ ０．
５ｍＬ

4.2%

カロナール錠２００ ２００ｍｇ

4.6%

ソルデム３Ａ輸液 ５００ｍＬ

4.5%

カルボシステインＤＳ５０％「タ
カタ」

1.4%

6位

ソル・コーテフ注射用１００ｍｇ
（溶解液付）

3.6%

フェキソフェナジン塩酸塩ＤＳ
５％「トーワ」

3.8%

デカドロン注射液１．６５ｍｇ ０．
５ｍＬ

4.5%

アスベリン散１０％

1.4%

7位

大塚生食注 １００ｍＬ

3.3%

アセトアミノフェン錠３００ｍｇ
「マルイシ」

3.8%

ヴィーンＤ輸液 ５００ｍＬ

4.5%

ムコダインＤＳ５０％

1.3%

8位

ヘパリンＮａロック１０Ｕ／ｍＬシ
リンジ１０ｍＬ「テバ」 １００Ｕ

2.4%

メジコン散１０％

2.5%

生理食塩液 ２０ｍＬ

4.5%

キプレスチュアブル錠５ｍｇ

1.2%

9位

フェンタニル注射液０．５ｍｇ「テ
ルモ」 ０．００５％１０ｍＬ

2.4%

アセトアミノフェン錠２００ｍｇ
「マルイシ」

2.1%

ソル・コーテフ注射用１００ｍｇ
（溶解液付）

3.4%

ミヤＢＭ細粒

0.9%

10位

アセリオ静注液１０００ｍｇバッ
グ １，０００ｍｇ１００ｍＬ

2.4%

トランサミン錠２５０ｍｇ

2.0%

ソルデム１輸液 ２００ｍＬ

3.4%

アレロック顆粒０．５％

0.9%

出典：NDBデータ（令和４年５月診療分）

対象：初診料、再診料、地域包括診療料、認知症地域包括診療料、小児科外来診療料、小児かかりつけ診療料を算定し、時間外・休日・深夜加算を算定している15歳以下の患者のレセプト
訪問診療あり：当該月及び前月のレセプトにて、在宅患者訪問診療料の算定がある患者 訪問診療なし：左記以外の患者
往診：往診料の算定がある患者 外来受診：往診料の算定がない患者

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