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総ー4○個別事項(その7)について (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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がん診療連携拠点病院とがん診療連携拠点病院以外の病院の精神症状に対する連携例
○ がん診療連携拠点病院以外の病院に入院中の患者の精神症状の治療に関して、がん診療連携拠点
病院の精神科医及び緩和ケアチームによる診療を受けた上で診療情報提供書等を用いて情報共有をす
ることで、がんの治療を継続できた事例がある。
がん診療連携拠点病院
以外の病院

70歳代 男性

胃がん

• 外来薬物療法中に不眠と食思不振

がん診療連携拠点病院の
緩和ケアチーム・精神科医

が出現し、がん診療連携拠点病院
以外の病院に入院。
精神科・緩和ケアチームとの連携

• うつ病を疑うが、精神科医が勤務
しておらず、対応困難。

入院中の他院外来受診

• 精神腫瘍科にて診察。
• がん治療の状況(身体状況、使用
薬剤、生命予後等)を確認。

• がん診療連携拠点病院からの情報

• 精神症状を評価し、せん妄と診断。

適宜、情報を共有(診療情報提供書)

や提案をもとに、担当医、緩和ケ

• 緩和ケアチームに支持療法を依頼。

アチームで支援体制を構築。

• せん妄の改善。
• 胃がんの薬物療法を継続。

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