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総ー4○個別事項(その7)について (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00226.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第567回 11/24)《厚生労働省》
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小児患者への緩和ケアを行っている医療機関の一例
○ 小児患者においては、幅広い疾患に対し、緩和ケアチームが介入している。
○ 緩和ケアの対象となる小児患者の臨床経過は成人とは異なる場合もあり、緩和ケアチームが家族支援
を行うこともある。
緩和ケアチームの介入した児の疾患ごとの割合

児の傷病名(n=122)

37%

0%
悪性腫瘍

10%
循環器

20%
30%
先天奇形・染色体異常

12%

40%
血液・免疫

8%

50%
消化器

7%

60%
新生児

5%

6%

70%
神経

6%

肝臓

5%

80%
代謝

4%

4%

90%
腎臓

6%

100%
その他

小児特有の経過をたどった症例
重症な先天性心疾患

胎児期から診断され、長期生存が難しい疾患(染色体異常等)

根治の可能性はあるが、手術による改善が得られず死亡
する可能性のある病態






左心低形成症候群
・経皮的心房中隔裂開術、肺動脈絞扼術後
・Glenn術が検討されている際に敗血症性ショックで心不全の悪化、ECMO管理
・ECMO離脱するも心不全の改善認めず
・緩和ケアチーム介入し症状緩和と方針決定の話し合いの調整を実施、家族支援
も行った
・心不全の悪化に伴い永眠

18トリソミー
・胎児期から支援を開始
・合併症に対する治療選択についての意思決定支援
・心不全悪化に伴う症状緩和策の検討
・療養場所の意思決定支援

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