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【参考資料1】電子カルテ情報共有サービス システムベンダ向け技術解説書(案) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37429.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第20回 1/24)《厚生労働省》
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や「慢性疾患」等)については、長期保存フラグを付与することで、長期間オンライン資格確認
等システム上で保存できるようにします。なお、長期保存の要否については、医師等の判断を伴
うことを前提とするため、デフォルト設定等で、無作為に付与されることのないような仕様で構
築してください。長期保存の具体期間については、別途医療機関等 ONS や医療機関等ポータル
サイトで周知します。

※補 10 未告知フラグについて
電子カルテシステム等に登録済みの傷病名ではあるものの、医師等がその病気の説明をまだ
患者本人に対して十分に説明していない段階であり、この傷病名情報を患者に提供する際には
特別の配慮を必要とするものについては、「未告知フラグ」を付与する必要があります。なお、
未告知フラグがついた傷病名については、全国の医療機関等が取得・閲覧する際には、傷病名称
に未告知である旨も併せて表示させます。一方で、患者本人がマイナポータルで閲覧する場合に
は、未告知フラグがついた傷病名については、表示されない(未告知傷病名の存在があることも
表示しない)ように制御を行います。

※補 11 文書情報から抽出する 6 情報の取り扱いについて
電子カルテ情報共有サービスでは、文書情報の中に含まれる 6 情報を中央側で抽出・保存す
る機能を有しています。
なお文書情報については、6 情報の登録対象外としている「疑い傷病名」(補 1 参照)や、
「指
定5項目以外の感染症情報」

「指定 43 項目以外の検査情報」も取り扱いますのでご留意くださ
い。文書情報から 6 情報を抽出する際には、上記で示した疑い傷病名や、指定 5 項目以外の感
染症情報、指定 43 項目以外の検査情報を削除処理した上で、登録されます。

表 7.6 情報と文書情報に含まれる 6 情報相当との取り扱いの違い
6 情報
傷病名

疑い傷病名の登録

感染症

指定 5 項目以外の登録

文書情報から抽出する 6 情報

対象

対象外(抽出しても中央で削除)

対象外(登録して
も中央で削除)

検査

文書情報

指定 43 項目以外の登録

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